空き社宅の玄関先で変態香子の匂いを嗅いでいると、いつの間にか玄関ドアの隙間から誰かが覗いていた。
『ちょっと!何で覗いているんですか!』
香子が厳しい声を上げた。
『あっ、いや、ここは空き家のはずなのに…怪しげな声がしたもので…つい…』
近所のお年寄りと思われる初老の男だった。
『見てたんですか?』
『あんたら…イヤラシイことしとるのぉ…』
梶は口封じを思い付いた。
『よかったら、あなたもこの変態女の匂いを嗅いでみますか?』
香子は梶の提案に驚きながらも変態の血が騒ぎ始めた。
『えっ…えぇんか?!ワシも…嗅いでみたい、嫁が亡くなってから…』
『ほらほら、変態香子、おまえからもちゃんと言いなさい』
『はい、おじいさま、私は変態香子です。どうぞ私のイヤラシイ香りをお楽しみください…』
『ほぉぉ、こりゃたまらんなぁ、この割れ目から熟したメスの匂いがプンプンしとる』
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