『あっ、はいっ…』
『よかった、やっぱり景子さんだったんですね』
『初めてなのに、よくわかりましたね』
高橋は照れ笑いしながら景子の荷物を持って車に案内した。
『業務用の車なので狭いけど我慢してくださいね』
高橋が景子を迎えに来た車は軽自動車だった。
『いえいえ、わざわざ迎えに来てくださってありがとうございます』
景子が助手席に乗り込むと体格の良い高橋と密着するような感じになった。
『景子さん、さっそくですが…実は…お父様は認知の影響だとは思いますがうちの女性スタッフに対して性行為を強要されまして…それで男の私が担当になったんです』
『なるほど…そうだったのですね』
『失礼かもしれませんが、景子さんはそういうの大丈夫ですか?』
『そういうの…って?』
『その…性的な…行為といいますか…』
『あぁ…』
『すみません、やっぱり景子さんみたいな清楚な人妻さんには耐え難いことですよね』
『いえ…大丈夫です…たぶん…』
『えっ!?』
『私…こう見えても…たぶん変態だから…』
『変態?景子さんが?』
『えぇ、だって私…もうこんなに…』
景子は高橋の左手を掴んでスカートの中の割れ目に誘導した。
『えっ!?景子さん、下着穿いてないんですか?しかも…かなり濡れてますよ』
『はい、高橋さんのことを考えてたらこうなりました…ひさしぶりに乗った電車の中でも痴漢されちゃいました。だから義父に対しても対処できると思います…たぶん…』
『驚きましたよ、景子さんが…』
『驚かせてしまってごめんなさい…』
『あっ、いえいえ、良い意味で驚かせていただきましたよ、変態景子さんっ』
『やだっ、高橋さんにそんなふうに言われたら…』
『言われたら…?』
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