『久冨さんこそ、かなりの変態さんですよね。社長室でずいぶんイヤラシイことなさっているのでは…』
藤井香子は社長に卑猥な検査をされることを妄想し始めていた。
『じゃあ、梶部長、藤井さん、社長室に行きましょうか』
久冨陽子は梶と香子を社長室に案内した。
コンコン…
陽子が社長室のドアを軽くノックすると
『どうぞ…』
『社長、梶部長から健康診断に関して社長にご提案があるそうです…』
陽子の真面目な前振りに梶は少し動揺した。
『あっ、いえ…社長…思い付いただけなんですが…社員の家族を含めた健康維持の観点から、社宅の奥さんの健康診断をしてはどうかと思いまして…』
『なるほど、それは良い考えだが費用対効果はどうなんだ?』
『そうなんです…そこで、ここにいる総務部の藤井さんが社内でコストをかけずにやってみたらどうかと提案してくれまして…社長にもご協力いただけないかと…』
『私にできることがあるのかね?』
『社長、私は総務部の藤井香子と申します。私の体臭を検査していただけないでしょうか?』
『んっ?そう言われても私には検査など…資格も能力もないんだがね』
『社長…いいんですよ。社宅の人妻をお好きなように検査しちゃってください…』
久冨陽子が香子の体臭を嗅ぎながらフォローした。
『梶部長、それは本当かね!?』
『あっ、はいっ、うちの社宅の奥さんたちは受け入れてくれると思います。』
『ほぉ~それは楽しみだな。どんな検査をするかな…』
『でしょう、社長…まずは私たちで試してみてください…』
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