一方、笹原智子は古谷課長とクレーム対応を終えてカフェで珈琲を飲んでいた。
『笹原部長、ありがとうございました…やっぱり私では処理できなかったですから…』
『そんなことないわよ、部長という肩書と私が女だから…大目に見てもらっただけよ』
『まあ、たしかに部長は美しい女性ですからねぇ』
『あらぁ~古谷課長、なんだか私を口説いてるみたいよ』
智子は珈琲を飲みながらテーブルの下で古谷課長の足に自分の足を押し付けた。
『部長、社に戻る前に…ちょっと寄り道しませんか?』
『ふふっ…怪しい寄り道ね…いいわよ、クレーム対応のご褒美ねっ』
カフェを出ると二人はラブホ街を歩き始めた。
『古谷課長、なんだか不倫してるみたいね、私…どこでもいいわよ』
『部長、職場の旦那さんになんだか申し訳ないような気がしますよ』
『あなたから誘っておいて…でも大丈夫よ!夫も変態だから、こういうの…興奮しちゃうから』
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