営業部では社長専属秘書となった久冨部長の後任として笹原智子が着任していた。
『このたびの人事異動で本日着任した笹原です。営業部の皆さんとのコミュニケーションを大切にしたいと思っていますので何でも気軽に話しかけてくださいね』
営業部の朝礼で着任挨拶をする笹原智子を男性社員は品定めするように眺めていた。
『今度の部長は人妻らしいな、しかも久冨部長より若いらしいぜ…笹原部長ってなんかいい香りがするよな…真面目そうだけど久冨部長みたいに実は変態だったりして…』
早速そんな話題が飛び交っていた。
実際、笹原智子も変態だった。
『あなた、こんな時期に異動だなんて…久冨部長に何かあったのかしら?』
笹原夫妻は社内結婚して他支店に勤務していたが突然、妻の智子が転勤になったのだ。
『どうなんだろうなぁ~久冨部長は仕事一筋のエリート部長だったからなぁ、社長専属秘書ってことは社長によっぽど気に入られたんだろうな。ところで智子、おまえ単身赴任しなくて大丈夫なのか?』
『あなた、なんだか私に単身赴任して欲しいみたいね』
『そんなこと…あるわけないじゃないか、変態妻の智子がいなくなったら困るよ』
『フフッ、そんなあなたも変態よね、新しい職場でも変態な私がバレないように気をつけなくちゃね!』
智子は夜のベッドで夫のペニスにリボンを巻き付けながら笑った。
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