梶は河上を総務部の打ち合わせコーナーに呼んだ。
『河上くん、奥さん大丈夫なのか?社宅で宅配業者にレイプされたみたいだけど…』
『あぁ、景子から部長に連絡があったんですね。大丈夫ですよ。あいつ…確信犯ですからね』
『確信犯!?どういうことだ!?』
『わざと…ですよ。あいつ…景子はわざと鍵もかけずにスリリングを楽しんだんだと思いますよ。
恐らく宅配業者に時間指定で配達させたんだと思いますよ。』
『そっ、そうなのか…宅配業者のお兄さんも驚いただろうなぁ』
『まぁ、夫の私も興奮させてもらいましたけどね。ぜひ部長にも興奮を共有してもらおうと思いまして』
『おぉ、凄くイヤラシイ景子さんに興奮させてもらったよ!なんてったって私のスマホの待ち受けは景子さんにしてるぐらい、私は君の奥さんの大ファンなんだからな!いつか、社宅のスワッピング妻の総選挙をやってみたいぐらいだよ(笑)』
『いいですねぇ~社宅妻の総選挙ですか!私は部長の奥さんの恭子さんに一票入れますよ!』
『そうだなぁ、特別に藤井香子や若狭はるなくんも参加させてみるか!
おっ、そうだ…特別に…で思い出したんだが、君は営業部の久冨部長を知っているか?』
『えぇ、もちろん知ってますよ、仕事一筋の女エリート部長ですよね、たしか…まだ独身でしたよね?』
『そうそう、仕事一筋の真面目な女エリート部長…の仮面をかぶった…』
『仮面…!?』
『そうだ、彼女の本当の姿はこれだ!』
梶は古谷課長から送られてきた久冨陽子のトイレでの変態画像を河上に見せた。
『マ…マジですか!?これは衝撃的ですね!あの久冨部長が…まさか、こんな変態だったとは…
しかも、ビル清掃会社のコスプレまでして…自らの意志でやってるってことですね!』
『フフフッ…河上くん、楽しみが増えただろう』
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