2人目はハタチの学生だった。
拙い行為ではあったが、必死で私を悦ばせようとしてくれているのが伝わってきた。
テクニックの無さを探求心と回数で補っていく。
だから、いつの間にか私もそれに応えていた。
どこが良いか・・・どのくらいの力で どうしたら良いか・・・旦那とも交わしたことのない、そんなはしたない問いにも答えていた。
男は全てを吸収し、3回目の射精の後、4回目の愛撫が始まる頃には 私の体への理想的な動きを始める。
弱い場所を責められ続け、何度も何度も逝かされて、敏感になった膣に挿入される。
激しく乱暴に掻き回され、逞しい肉棒の痙攣を感じる。
そんな事が、6回目の射精が終わるまで繰り返された。
旦那が迎えに来る時間になっても、2人は全裸で抱き合っていた。
挿入されたまま柔らかくなっていく肉棒を感じながら、何度も唾液を交換した。
名残惜しいと思われていると感じながら、名残惜しいと思っていた。
もっと欲しいと思われていると感じながら、もっと欲しいと思っていた。
携帯の着信音に邪魔されるまで、ずっとそうやって抱き合っていた。
機械音を聞いた時、罪悪感が心に湧いた。
とても悪いことをしている気分になりながら、鞄の中から携帯を取り出した。
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