【山崎】
選んだ俺が言うのもなんだが、下品な形のディルドだった。
真っ黒い20センチの棒の表面には血管を模した筋が、全面にウネウネと這い回っている。
矢印のように尖った亀頭には、膣の内壁を掻きむしる為だけに作られたようなカリがある。
まさに、男のゲスな願望を叶えるために作られた道具・・・それが今、真っ赤な絨毯の上に聳え立っている。
ワインレッドの分厚いカーテンを全開にした更衣室の中で、真由美はスカートを捲って俺を見る。
壁一面の大きな鏡にはディルドを跨いで立つ真由美の後ろ姿が写っている。
真由美は羞恥と緊張の混ざったぎこちない笑みを浮かべ、俺の目を見つめながらゆっくりと腰を下ろしていった。
アダルトショップには場違いなほど真面目そうな服を着た女が、膝を左右に開きながら下品なガニ股になっていく光景に、俺を含め見ていた全員が唾を飲んだ。
凶暴な玩具の先端が真由美の股間に触れる。
位置が合わなかったのか、真由美は俺の目を見つめたままクイックイッと腰を動かした。
静かに長く息を吐き、短く吸って腰を下ろすと、濡れた淫唇がゆっくりと開き、真っ黒い亀頭を包んでいった。
「・・・んっ」
真由美が小さく喘いだ。
苦しそうに眉をすぼめ、唇の端を噛んでいる。
視線だけで何かを懇願していたが、俺が何も言わないと分かると またゆっくりと腰を下ろしていく。
亀頭が入口を押し広げ、淫唇を巻き込みながら入っていく。
真由美は荒く息をして、エラの張った真っ黒いカリを 勢いをつけて飲み込んでいった。
「・・・あ・・・・・アァッ!!」
※元投稿はこちら >>