「・・・見てください」
そう言われて顔を上げると、男性は左手を私に向けていました。
指を揃え、手のひらを私に向けています。
右手は私の右手を掴み、股間を上下に撫でさせながら、その左手は私の足に近づいていきます。
「・・・ん・・・だめ・・・」
無意識に声が出ていました。
男性は左手を引き、私に優しく微笑みます。
「大丈夫・・・嫌なことは絶対にしない・・・約束します・・・・・・ほら、見て・・・」
また左手の指を伸ばし、私に手のひらを見せつけます。
「嫌なら、ちゃんと言うんだよ・・・嫌なことは絶対にしないからね・・・」
そう言いながら男性の中指の先が膝に触れると、無意識に体が硬直しました。
その瞬間に手が引かれます。
「あぁ、分かるんだね・・・俺は今、貴女に触れようとしているよ・・・貴女の恥ずかしい場所がどうなっているか、確かめたくて仕方がない・・・わかるんだね・・・」
男性は私に優しく微笑み、また「ほら見て」と私に手を見せました。
私が指先を見つめていると、その指先を私の足に伸ばしていきます。
全身を硬直させた私の視線の先で、中指が私の足を撫でます。
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