月曜も火曜も、文字での会話は続きました。
何度も抱かれたいと答えました。
聞かれるたびに欲しいと強請りました。
何度も何度も繰り返していくと、それが私の本当の望みのように感じてきます。
本当に抱かれたい、欲しいくてたまらない・・・私はそう思ってるのだと感じてきます。
もしかしたら、男は『教育』のつもりだったのかもしれません。
誰に抱かれたいのか、何が欲しいのか、どうされたいのか・・・丁寧に何度も、詳細に全てを言葉にさせていきました。
送られてくる単語はだんだんと下品になり、表現はどんどん露骨になっていきました。
もちろん私の返信も、同じように変化していきます。
貴方のチンポが欲しいです。
貴方のチンポを思い出すとマンコが疼きます。
早く貴方に抱かれたいです。
男が仕事を終え、帰宅した後の時間帯には その頻度が増えていきます。
もちろん旦那の遅い帰宅の後にもです。
「ただいま」
リビングに入ってきた旦那は弱々しく言いました。
夕飯の並ぶテーブルに、私の向かいに座ります。
「お帰りなさい」
私は顔を上げませんでした。
返信しなければいけなかったからです。
旦那が帰ってきました
早く会いたいです
貴方のチンポが欲しいです
箸の音を聞いて、ハンバーグが冷めてしまっているだろうと思いました。
温めてあげたほうがいいと思いましたが、私はそうしませんでした。
返信しなければいけなかったからです。
抱いてください。
貴方に抱かれたいです。
早く会いたい。
早く抱かれたいです。
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