「でも、そんな・・・」
私の答えは曖昧でした。
男性への申し訳ない気持ちもありましたが、ここまでストレートに剥き出しの感情を向けられたのは、旦那にもされたかどうか、、、そんな気分になっていました。
気恥ずかしいような、申し訳ないような、嬉しいような、どうして良いかわからないような、、、そんな私の心情を読み取り、男性は私の右手を引き寄せました。
熱い・・・
それが私の第一印象でした。
男性は私の右手を掴んだまま、自分の股間で私の手を上下に揺さぶりました。
大きい・・・
固い・・・
熱い・・・
私の脳裏に、いろんな言葉が浮かんでいきました。
目の前に居るのは私よりも年上の男性。
旦那よりも年上・・・けれど真摯な態度を私に向けてくれていると思いました。
だってこんなになってるのに、こんなに優しく微笑んで・・・
「すいません・・・貴女を見て、こうなってます・・・最初からウソをついてました・・・貴女に欲情してます・・・すいません・・・怖いですか?」
それは、優しい声でした。
優しそうな顔・・・けれど興奮した目でした。
ストレートな言葉と感情でした。
ウソをついてはいけない気持ちになりました。
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