「・・・淫乱女だ」
あの日に聞いた声がスピーカーから響いてきた。
あの日と同じ、女を蔑んだ声だった。
「あぁ・・・ありゃインランだ・・・」
それは、あの日には聞き取れなかった声だった。
興奮した、心の底からそう思っていると感じる声だった。
インランだ・・・
淫乱な女だ・・・
見ろよ、あの顔・・・
あの女はインランだ・・・
淫乱女だ・・・
インラン・・・
淫乱・・・
編集され集められたのだろう声が、何度も連続して流れ続けた。
画面の中では私が腰を振っていた。
見ただけで恥ずかしくなるような顔で喘ぎ、激しく腰を振っている。
そんな私の喘ぎ声に、男の言葉が重ねられていく。
淫乱・・・インランだ・・・淫乱女・・・
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