「・・・別に・・・ただ、どうなるだろうと思っただけだ」
山崎は私を見ずに言った。
視線の先には黒いワンボックスが停まっている。
運転席には川口が、助手席には岡田が座り、ニヤニヤと笑いながら私を見ている。
駐車場にある車は山崎のを含めて3台。
誰も乗っていないボロボロの軽自動車は店員の物なのかもしれない。
あのくらいの年齢のヤツらは面白い・・・
あんな風に我儘で欲張りな性格のヤツらは特にな・・・
時間稼ぎをしているように見えたんだ・・・
まぁ最初から計画してたって訳じゃなく、客達が次々に帰っていくのを見て思いついたんだろうがな・・・
2人でお前を独占し、射精してしまわないようにイキそうになるたび交代して・・・
そんな風に見えた・・・
まぁ周りにいるのは中年男ばかりだからな・・・
最初っからそんな事をすれば顰蹙を買うが、もう全員が射精した後だ・・・
面白おかしく お前を虐め、アダルトビデオより楽しませてやれば文句など出るはずがない・・・
それに、溜まってるヤツほどさっさとお前を使ってたからな・・・
それまでに2回出したのは2人・・・
で、最後はアイツらの2回目だったな・・・
それで面白いショーを意識すれば、他の男は勝手に楽しみ、自分のリミットがくれば去っていく・・・
そんな事を思って、わざと激しく、わざと面白おかしく、わざと時間を稼いでいるように見えた・・・
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