ガチャ…
部屋に入った健子の目にコウスケの姿がうつる。
健子「コウスケ…あんた…何してんのよ…」
コウスケ「母さん…ごめん…本当にごめんなさい…ウウッ」
健子「八木田先生…あなたまで…はぁ~」
八木田はずっと下を向いたままだった。
健子は泣いているコウスケの隣に座り、手を握りながら、憔悴した表情で涙を流すコウスケを見てこれは事実なのだと…
健子「コウスケ…反省してんでしょ、いつまでもめそめそしないで…やってしまった事への罰は受けなきゃだよ、八木田先生も」
及川「健子さん、そんな簡単な問題ではないぞ。この2人がしたことが公になれば、あなたの息子はこの先、ずっと盗撮野郎と呼ばれ変態扱いだ。狭い街だから噂なんてあっという間だよ」
健子「そっ…そんな事…じゃあどうしたら…」
及川「この事を知ってるのはここにいる4人だけ、私が黙っていればそれで終わり…八木田先生は何でもするから黙っていてほしいと懇願してきましたよ。なぁ八木田先生」
八木田は一瞬ハッとなったがそのまま頷いた。
健子はその様子を見て、及川を睨むように
健子「及川さん…あなたはなんて卑怯なの…本当にひどい人ね」
及川「卑怯?ひどい?その2人がしたことはもっとひどいでしょ~。撮られた女の子はトラウマになるだろうねぇ。」
健子「く…」
及川「ちょっと健子さんと大人同士の話がしたい、八木田先生、コウスケ君を家まで送ってあげなさい。」
健子「えっ?ちょ…ちょっと待ってください。また日を改めて…」
及川「ダメです。明日になったら私は言ってしまうかもしれない」
健子は困惑した表情で八木田とコウスケを見ていたが、泣くコウスケの肩を八木田が抱ながら部屋から出ていってしまった。
及川は鍵をかけると健子の近くに座り、
及川「さぁ…健子さん…それじゃあゆっくり話し合いを始めましょうか?ククク」
健子「…話し合いって…どうすれば…」
及川「大事な息子さんを守れるのはあなただけです。健子さんが私の言う事を聞いていれば、私は何も言わない…ただそれだけです」
そう言うと健子の下半身の方を見ながら、
及川「健子さんが今日はどんなパンティーを履いて仕事していたのか知りたいな。さぁ、スカートを脱ぎなさい」
健子はやっぱりそういう事かと思い、ため息をつくのであった。
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