帰りの車内では3人が住む街まで車だとちょっと時間がかかることもあり健子が申し訳なさそうに、
健子「浅野君、八木田先生、今日はありがとうございます。コウスケも休ませてもらったから元気になったし、帰りまで送っていただいて、本当に感謝してます。」
八木田「今日は電車やバスはずっと混むから、帰りにまた人混みだとコウスケ君もお母さんも大変でしょ」
健子「なんか今日は2人の買い物まで邪魔してしまったようだし、なんだか申し訳なくて…浅野君なんてまた戻るの大変じゃない。」
浅野「おばさん心配しないで今日はこのまま八木田さんのとこに泊めてもらうことにしたから。」
健子「そうなんだぁ、ほら、コウスケもお礼言いな」
コウスケ「八木田先生、えっ~と浅野さん今日はありがとうございました。」
浅野「そうだ!おばさん?おばさんもこのまま八木田さんのとこに行こうよ、2人で宅飲みする予定だったけど、3人の方が楽しいよヒヒヒ」
健子「えぇ~、明日も仕事だし、コウスケだって…ねぇ」
コウスケは気だるそうに、
「行ってきたらいいよ、俺は疲れたから先に寝ます。」
八木田「まぁ、お母さん、飲むっていっても少しですから…あんまり飲み過ぎると…」
健子「あら、八木田先生、この前のことまだ根に持ってる感じなのぉ~フフフ……じゃあ、行ってみようかなぁ…」
車が健子の家につき、コウスケが降りて、3人は、そのまま八木田のボロアパートに移動して部屋で宅飲みを始めようとしていた。
※元投稿はこちら >>