『陽子、明日は俺と一緒に朝、出かけてもらうからな』
『えっ!?どういうことですか?私には出かける用事がないんですけど…』
『朝の通勤電車で俺に痴漢されるためだよ』
『あっ、そういうことですね。あなたに痴漢されるためだけに…』
『そうだな、だけど…俺だけじゃないかもしれないけどな』
『えっ!?どういうことですか!?』
『おまえみたいに地味で真面目なタイプは痴漢に狙われやすいはずだからな。見ず知らずのオトコに痴漢されて困っている陽子を見てみたい。』
『そんなぁ…』
翌朝、ノーブラで乳首が透けるようなブラウスを着てフレアスカートの中には何も穿いていない陽子と家を出た。
隣の家の奥さんが、すかさず声をかけてきた。
『あらあら、朝からおふたり仲良くお出かけなんですね~』
『あっ、いえ、たまたまですよ』
私は隣の奥さんに笑いながら応えた。
私は陽子を後ろから眺めながら歩いた。
いい女だ…真面目な雰囲気な女が乳首を透かしてるなんて…
すれ違うオトコ達がチラチラ…陽子を舐めるように見たりしている。
陽子が困惑したような顔でときどき振り返るから、私はその都度、前を見ろ!ってアゴを突き出した。
私は歩きながら陽子に電話した。
陽子はなかなか気付かなかったが電話に出た。
『どうだ、陽子。おまえ…結構見られてるぞ』
『あなた…恥ずかしいです。』
『恥ずかしい…って、こういうの嫌なのか!?』
『ううん…逆です。すごくドキドキしています。あなたの視線も感じて…』
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