翌朝?正確には昼前に起きた、母も寝てた。そりゃあんだっけやってたらなぁ~朝ごはんどうするって話で近くのコンビニでええやろ?。母は昨日買った服着て鼻歌まじりで出掛けようって言う。しょうがないから出かけることになった。外はカンカン照りで溶けそうな光が容赦なく私達を照らす。徒歩で散策するのだ、地獄の様な行軍である。だが母は元気そのもので若々しい格好で歩いてる。素足にサンダルで後ろから見たらどっかのおねえちゃんだろ?って感じ。一緒に買った帽子が夏らしくていい。後ろから眺める母の姿、大きくはないお尻がフルフルと揺れた。私はその中身を知っている。お尻の穴の中に精子ぶっかけたのだからまさに鬼畜ですよね。ノースリーブから伸びた細い腕、スカートがやや短いので足がはっきり見える。母さんもこんな格好してたんだよなーってなんとなく子供の頃の記憶がよみがえった。
冷たいものを食べた。さすがに熱いのは遠慮したい気温だった。母はデートでもしてる気なのか浮かれた歩調で歩く。この街は来ることはあるが観光までした記憶は無いのでお城観に行ったりした。歴史を感じさせるって聞こえはいいが、朽ち果てる前の物もある。私は歴史に対してはあまり興味がない。済んだことだし変えようがない。どっかの学者がこうだっただろうって適当な歴史もあるだろう。実際のその時代を生きた人はもういないのだから。
土産物で母が櫛を買った。年相応なもので微笑ましく思う。妹へのおみやげも買っていた。カフェでジュース飲んだり、アイスを舐めながら歩いたり、まんまデート気分なんだろう。私も嬉しい。苦労してた母が笑って歩いてるんだ。子供として嬉しいのはあたり前なんだろう。そんな母を見ながらご婦人の事がよぎった。あの人も息子さんがいるが、真逆な方へ進んでしまった。他人なのだが何とかしてあげたい、何とかって何をするんだ?自問自答でどん詰まり。なるようになるさーって開き直らないといけないのかな
暑い日に外を歩くと体力を持っていかれる。汗かいては水分補給の繰り返し、フラフラになりながらホテルへ帰った。母も私もシャワーを浴びて横になった。起きたらもう夜で真っ暗。お腹すいたねって今度はコンビニで済ませた。そして母を脱がしにかかった
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