妹の住む所はすぐにわかりましたが、母の住むアパートが分からなかった。近所だと言っていたので住所を見ながらぐるぐると歩き回っていました。
○○ちゃん!?後ろから声をかけられました。振り向くと懐かしい母の顏がありました。何年も会ていなかったのですっかり老けたように見えましたが、紛れもない私を産んだ母親でした。よう!と軽い挨拶をし母の住むアパートへと向かいました。道すがら父の話もしましたが、さあ、どこに住んでるのかも知らんわって。私のところに連絡なかった?って聞く始末。いい加減な親父だったが最後までいい加減だったんだなーと思いましたね。まあ私も人の事はあんま言える立場じゃないのは分かってる。母を抱こうとしている畜生ですからね。
2Kの狭いアパートでした。物が少ないので母一人なら充分なんでしょう。几帳面な母でしたからキレイにしています。コーヒー淹れるわねとヤカンで湯を沸かす。電気ポットくらい買ってあげようと思いました。マジマジと母の顏や姿を見ましたが、苦労の跡がはっきり見えます。あのご婦人より若いのにシワも多く白髪も目立つ。こんなに小さかったっけ?と我が母ながらほったらかしてごめんなさいな気分です。
どっか食事に行こうと誘い街へ出ました。和食の店に入り食ベました。そして電気屋さん探してケトル買いました。母でも使えるだろうとシンプルなの選んで、母も喜んでくれた。泊まっていけるんでしょ?って母が聞いてきた。このまま最終のに乗って帰った方がいいのか、泊まった方がいいのか悩みました。帰った目的もなにも知らない母、普通の親孝行でもするか、そう思い直し泊っていくよと応えた。小さな街の短い槌華街を抜け母の住むアパートへ向かう。明日妹のとこにも顔出ししようとか話しながらゆっくりと歩く。少しお酒の入った母は先ほどより色っぽかった
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