対岸の街に引っ越して2ヶ月ほどしてから私は無性にご婦人が恋しくなりました。あれから連絡はしていないのでその後あのご夫婦がどうなったのかは知らない。いや知りたくなかったが正解なのかもしれない。ひょっとしたら訴えられてるかもと何となく悶々とした日を過ごしていました。無性に人肌が恋しかったのです。熟女専門な私は人並みの恋愛には縁がなかったのです。
田舎に帰ろう。そう思ったのは切羽詰まった私の弱さなのだろうか、田舎の母の温もりを求めたのです。田舎を出たのは母を厭らしい目で見ている自分が許せなかったから。あのまま一緒に暮らしていると間違いが起こってしまうと思ったからです。なのに今度はその母を凌辱しようと考えてしまった私が居ました。次の日の朝私は田舎へと向かう列車に乗ったのです。
まったくのアポなし、田舎へ行ったのは妹の結婚式以来でしょう。式会場に行ってそのまま帰ったので実家には帰っていませんでした。母はその後父と離婚し一人暮らし、妹夫婦の近所で暮らしていると聞いています。新幹線の中で妹に電話して近況を聞いた。驚かれたが母の暮らす家の住所は聞けた。電話番号も聞いたがかけてはいない。妹には驚かすから言うなよと言っておいた
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