浴室から出てバスタオルを下半身に巻いたままベッドに仰臥した。安いラブホテルのゴワゴワしたバスタオルと違い、このホテルのバスタオルは肌に柔らかく、良い品質であることは確かだ。強く喉が渇いていたので冷蔵庫からビールを取り出し、喉に流し込んだ。胃袋にグッとビールが染みわたる。ルームサービスで注文しておいた牛ヒレカツサンドとクロワッサンを食べ、ビールで流し込む。のぼせていた身体も元にもどりつつある。冷たいビールで頭もすっきりしてきた。
美香と出会って3年。肉体関係を結んでからは2年近くになろうとしている。もう2年というべきか、まだ2年というべきか。2人は人目を忍んで会い、お互いのパートナーにばれることなく秘密の情事を重ねた。美香は私と会っている間は主人のことも忘れ、私の腹の上下で歓喜の声をあげ、幾度となく絶頂を極めた。私も妻を忘れ、熟した果実のような美香の身体の甘さの虜になり、溺れた。そして、どんなに清楚で可憐で、ふだんは淫靡な世界とは無関係に見えるような女でもベッドの上では獣になることを知った。
しばらくして、色白の素肌にバスタオルをまいて美香がベッドルームに戻ってきた。手には白いタオルが握られていて、それをテーブルに置く。タオルの中には、さっき浴室で渡したアナル洗浄用の浣腸が入っているのだろう。
「飲んでるの?」。
ベッドの横に立った美香はそういうと、「私も飲もうかな?」といい冷蔵庫から冷えたシャンパンを取り出した。シャンパンをグラスに注ぎ、窓際まで行くとカーテンをそっと開けた。厚めのカーテンで遮光されて太陽の光を受け入れなかった部屋に、一筋の光の線が浮かび上がった。
「外はまだこんなに明るいのね」と呟きながらグラスを傾けた。美香の細い首の中をシャンパンが流れていく。時計の針は13時を指している。グラスを置くと、テーブルの上の軽食の乗った皿を手にソファーに座った。「先生、時間を気にしなくていいって素敵なことね。ねえ、今から何しようか?」。軽食を口に運びながら、脚を組んでソファーにゆったりと座っている。
「美香さん、食べ終えたらこっちにおいでよ。」。ベッドに誘った美香は軽食を食べ終えると、ベッドの左横に周って、ベッドの私の横に腕と足の長い肢体をやわらかくすべりこませてきた。美香のほうに向きなおるとキスをした。息を嗅ぐと口からはいつものシナモンの香りではなく、カツサンドの臭いがした。美香のバスタオルの括りを取ってバスタオルをはらいのけると、パンティだけ履いていて、パンティはセンタースリットでヒップオープンの赤い下着のセクシーランジェリーだった。美香が身に着けているのを見るのは今回で2回目だった。
「ご主人とは相変わらず毎週セックスしてる?」
伸ばした右手で美香の白く光る美乳を揉みたてながら、私はいつもの質問をした。
「生理以外の週は毎週。相変わらずよ。夜遅くから始まるから次の日が眠くて。」
美香も左手で私の半分ほど固くなったペニスをつかみ、細い指でさすりながら手淫を始めた。すぐにイチモツは固さを取り戻していった。
「先生はどうなの?奥さんとは」
そういいながら美香は私の顔を覗き込む。
「もうほとんどセックスしていない。月に1回あればいいほうだよ。」
へえっという表情をしながら美香は口元をほころばせて、淫らっぽい笑顔を浮かべた。
「じゃあ、セックスしているのは私だけってことね。」
「そうだよ」
「じゃあ、さっきの話の続きだけど、美保ともやりたくない?2人の女を抱く日々・・なんてね」
美香が黒目がちの目で私の表情を悪戯っぽく探り、またもや露骨な言葉を口にした。
「やりたいって言ったら、どうする?」
私は乳房の上で遊んでいた右手を美香の滑らかな下腹部へと滑らせ、パンティのセンターへと指先を持ってきた。秘部の前にはスリットが入っていて、パンティを脱がさくてもスリットから指を入れて秘部を触ることが出来る。スリットから指を入れてVIOで整えられた恥毛の茂みをさすった。
「ふふっ。やりたいなら、やったら。その代わり、やったら、やったこと詳しく話してよ。」
美香は軽く笑いながら大胆な言葉を言い放った。その目は決して怒ったときの目ではなく、本当に可笑しくて笑っているのが分かった。美香は私の屹立したペニスを右手で持ち替え、しごきながらペニスへと顔を近づけ、目尻に笑みを湛えてじっと観察している。
「俺が美保さんを寝取るんだろ・・誰だっけ・・そう、俺様に俺が美保さんとセックスしているところを見られるんだよな」
「そういうことね。でも彼女、悦ぶんじゃないかしら。あなたのこの大きなオチンチンでやってあげたら」。
悪戯っぽい笑顔を作り、美香は声を弾ませながら、
「美保から聞いた話だけど、俺様っておじいちゃんに近い年齢で、下の毛に白髪混じってるって。それにインポ気味で割とアソコも小さいらしいわ。だから、会っても、美保がオナニーしてるところを俺様が見てそれで終わりとか、長い時間、おもちゃを使って遊んで、やっと勃起して、いざ入れたら柔らかくて中折れしちゃってダメとかって結構あるから、美保もストレス溜まるって言ってたわ。そう、美保もアナル開発されてるわよ。」
「じゃあ、アブノーマルなセックスを求められるかもってこと?」
美香はこん棒のように固くなったペニスをせわしくしごきながら、
「大丈夫よ。普通のセックスでいいと思うわ。ねえ、美保って色っぽくて綺麗でしょ。私ね・・美保が先生に抱かれて、どんなふうになるか興味あるの。」
「もしそうなったら全部報告するよ。美保さんのオマンコがどうだったとか、どんな声出したかとかって。そうだ、俺と美保さんのファックしてるところ、美香さん、自分の目で見たら。ベッドの横から。他人がセックスしてるとこ見るのって興奮するぞ。」
私の淫らな囁きに美香は笑いながら、
「見て見たい。何だか考えたら濡れてきたわ。でも、なんだか笑っちゃう。美保と先生がね・・セックスしてるとこ想像すると。」
「美香さんって変な人だな・・まあ、考えておきますよ。」
私の指先が秘部の狭間に滑り込み、そこで中指を曲げる。
「ああっつ」
美香は興奮が高まっていたのか、少しのタッチで感じ入った声を上げ、白い股を大きく開いた。さっきまでシャワーを使っていたにも関わらず、2つの小山の間のクレパスにはぬらぬらとしたうるみがすでに広がっていた。
「もう、濡れてるじゃない」
「先生が興奮させるからよ。」
私はうるみの広がる舟状のクレパスを丸く広げ、そこをこねるように指を使うと、
「あああっつ、いいわ」
美香の口から高い声がたち、背中をのけ反らせながら腰を弾ませた。
「ここだろう?美香さんの好きなところは」
私は美香の尖り勃ったクレパス上端の突起をくりくりと軽く弄んであげる。
「ああ、そこ、そこ、好きなの」
美香は乳首や肉豆の1点集中型の愛撫が大好物でいつも長い時間、愛撫してあげるが、美香は顔をしかめて頷きながら、
「お風呂でいっぱい舐めてもらったから、もういれてえ」と右手で私のペニスを握りしめながら今日は早目のインサートを懇願してきた。
「今日はゆっくりできるからもっと遊ぼうよ。真昼間からこうやって美香さんと遊ぶことって久しぶりだしさ。ねえ、アナルしようよ。」。美香がうなずくのを確認してから、私は肉豆から指先を離し、ベッドから立ち上がり、テーブルの上に置いておいたポーチからローションを取り出した。
「美香さん、まずはマッサージしようか?四つん這いがいい?それともこのまま?」
「このままでして」
私はシーツが汚れないようにベッドにバスタオルをひき、美香の腰の下にクッションを置いて美香の腰を少し浮かせる。ヒップオープンなので裏の穴が丸見えになる。手の平に乗せたローションを肛穴の周りに塗り、マッサージを始める。運動前の準備体操と一緒で、アナルセックスに慣れた美香のこととはいえ、アナル内を傷つけないようにマッサージは大事。マッサージを続けていると穴が解れてきて、赤みを帯びたすぼみが軽く開き始める。さっき美香に聞いたら、「今日も朝から快便だったし、軽くアナル洗浄してきたから」ということだった。
もう大丈夫と思い、まずは人差し指の先を肛穴へ差し入れた。美香はビクっと腰を浮かしながらクネクネと腰を動かす。肛穴のすぼまりが縮まり、指をきゅっと締め付けるが、そのまま刺激を続けて行くと穴はヒクヒクしながら緩くなっていった。次に中指も入れた。二本の指を後ろの穴はすんなりと受け入れた。
「もう大丈夫?痛くない?」
「うん、大丈夫。むしろ気持ちいいわ。もっと深いところ掻いて。ゆっくりと。」
私は二本の指をクロスさせ指の第二関節までを穴へと埋み、指でかき混ぜた。
「ううん、動かして・・そう・・気持ちいいわ・・いい」
どんどんと穴が広がっていく。もう指への締め付けはなく、指先には熱いヌメリを感じる。
「先生、いれて。」
「どっちに?」
「お尻に」
「どういう体位がいい?」
「バックでして・・後ろからが私好きなの」
美香は四つん這いになりお尻を突き出す。私はペニスと妖しく開いた肛穴にプロペトローションを塗ってから、亀頭の尖端をアナルのすぼみにあてて、先端を押し込んだ。先端は穴の入り口でまずはきつく締め付けられながら、ゆっくりと先端が飲み込まれていく。プロペトでヌルヌルさせたカリの部分まで飲み込むとすっと入っていく。
「あああ、うれしい‥先生・・うれしいわ・・美保にはあげない・・先生は私のものなの・・あああん」
ペニスをゆっくりと動かす。
「あああ、きもちいい・・いいわ・・先生・・ゆっくりとして・・ずっと欲しいの・・オチンチンが」
アナルへのペニスのインサート時には、あの排泄の時の気持ち良さよりも強い快感が長い間続くのと同じ感覚なので、勿論、慣れれば気持ちがいいに決まっている。ゆっくりとしてあげるのが気持ちいいことを知っているので、ゆっくりと腰を動かす。
「ああっつ」
しばらくのアナルピストンの後、美香が高い声をあげるのと同時に透明の液体が秘部からシュシュっと勢いよくベッドへ向けて排泄された。快感がマックスに達すると美香はお漏らしをすることがよくある。今回も気持ち良くて尿道管から尿を排泄した。キュッとアナルの入り口がすぼまり、ペニスの幹をきつく締めあげた。私も射精感が絶頂に達した。
「うっつ、出る」。2回目の射精はアナルの中だった。アナルからペニスを抜くと同時に白濁液がひくつくアナルからトロリと漏れ出した。美香は強い脱力感に襲われたのか、ベッドにそのまま沈み込むように倒れこんだ。白い背中がさざ波のように小さく上下していた。
(続)
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