暑さもかなり和らぎ風が気持ちいい季節になってきた。
真実はラッキーの手綱を持ち、明夫と並んで散歩をしていた。セックスの関係だけでなく、時々二人で出掛けることもあった。
「最近お勉強進んでる?」
大きな公園のベンチに座り休憩しながら真実が聞いた。
「え、う、うん」
橋本環〇似の大きな瞳で見つめられ、明夫は思わず目を反らした。
「もしかして、下がってるの」
真実は心配げにさらに聞いた。
「すみません、この間が定期テストガタ落ちしちゃってた」
真実は少し言葉に困り、
「セックス、暫く止めておこうか」
明夫が真実の身体の虜になっているのは明らかだった。明夫はハッと顔を上げた。
アイドル並の可愛い顔、真実の今日の服装はTシャツにデニムのミニスカート姿。Tシャツを盛り上げる丸い胸の膨らみを見つめた。
「セックスはしたい。だから、」
「駄目。受験に失敗したらどうするの」
明夫は焦りながら、
「絶対来月のテストは上げます」
「じゃあ来月成績が上がるまでは、セックスなし。会わないね」
真実に言われて明夫は仕方なく頷いた。
「成績が上がったら、あの、俺以外にも竹内さんに童貞卒業させて欲しい友達がいるんだ」明夫の願いに、真実は戸惑った。
「そ、そんなの困る」
明夫は、スマホを取り出すと画像を出した。
いつかの、真実がバック体位で誠也とセックスしている画像だった。
「明夫君、また盗撮」
「来月のテストまでセックス我慢します。成績上がって、この画像も削除します。だから、」
明夫の願いに真実は承諾するしかなかった。
(また他の男の子とセックス)
真実は憂鬱に感じなからも、心の奥に卑猥な火が灯った。
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