「昨日は激しかったよな」
誠也は朝食を食べ終え、少しからかうように真実に言った。
「やだ、もう」
真実は、食べ終えた誠也の皿をアイランドキッチンに運びシンクに置いた。
郊外の一軒家、まだ子供のいない二人には広かったが庭もあり、玄関前が坂道なことを除けば理想の家だった。
「だって1ヶ月ぶりだもん。お仕事まだ忙しいの」真実は皿を洗いながら誠也に聞いた。
「まだプロジェクトの後処理あるからなあ」
誠也は答えながら鞄を取ると玄関に向かった。
「おーい真実」
玄関から誠也に呼ばれ、真実は「なぁに」と返事しながら玄関に顔を出した。
ユニクロの薄いポロシャツ、まるでボールを2つ詰め込んだような胸元がユサユサ揺れた。
「毎日遅くてごめん」
誠也は真実を抱き締めるとキスをした。
「あん...あなた、チュッ」
誠也は真実の乳房を揉みながら、軽く舌を入れた。
「ぅん、チュッ、あん」
喘ぐ真実。
ヌチュっと、舌を抜くと誠也は、
「今夜も遅いから、先に寝てていいから。じゃ、行ってくるな」靴箱の上の車の鍵を取ると出掛けた。
「もう、行ってらっしゃい」
真実は誠也がドアを閉める前に、キッチンに戻った。
友達の紹介から結婚して5年目。
子供はまだいなかった。竹内真実は34歳、少しぽっちゃりタイプだったか、童顔でかなり若く見えてメイクを頑張れば20台前半にみえる可愛い系の美人だった。
誠也とは同い年で、友達夫婦。建設会社に勤める誠也の帰りはここ半年遅く、真実にとってはプチ不満の日々だった。
特にボールを詰め込んだような96センチの爆乳をもて余していた。
「もう、遅いのならキスなんてしないでよね」真実は皿を洗いながら独り呟いた。
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