2.
トオルといいます。
40代の、平凡な妻子持ちの男性です。
東京都・某市の、快速電車が止まらない駅から徒歩15分の町に、小さいながらも一戸建てのマイホームを持っています。
かわいい妻の美紀と 高校2年になる娘の まゆが、わたしの宝物です。
美紀とまゆとの暮らしを守るため、そして家のローンの支払いのため、電子部品のメーカーで一生懸命働いています。
元々営業だったのに色々覚えてしまって、いつの間にかサービス・エンジニア的な仕事が増え、顧客のトラブル解決のため遅くまで残業することもあります。
妻の美紀とは 職場で出会いました。
しゅっとした細いあごのきれいな顔に、石原さとみちゃんのような唇。
背は160センチぐらいで、かわいい乳房はBカップとCカップの間ぐらいです。
腰からお尻へのラインと、むっちりしてながらも太すぎない太ももは45才になったとは思えない美しさで、リボンやフリルがついてる、ガーターベルトがセットになったセクシーなランジェリーが、とてもよく似合います。
お腹が大きくなった時に退職し、生まれた娘が中学に入ってもう手がかからなくなった頃に、近所の運送会社の事務員として勤め始めました。
娘の まゆは、今年 高校2年生になりました。
背は156センチぐらいでしょうか。まだまだ幼い顔だちで おっぱいも小さいけど、お尻から太ももへのラインは 母譲りか すでに立派なおとなの女の曲線です。
両親の目など気にせずソファに両ひざ立てて座ったり、椅子に腰掛けて脚を開いている時にパンティーがちらちら見えて、実はわたし、そこそこ興奮しています。
Tシャツの胸にぷっくりとかわいい乳首が浮き出ているところを、スマホでユーチューブを見ているふりをしながら、こっそり写真に撮ったこともあります。
まゆは小中とずっとブラスバンド部で、今は市民オーケストラでオーボエを吹いてます。
オーケストラと言っても素人ですから、バイオリンは第1と第2合わせて、6人以上いたためしがありません。
オーボエにいたっては まゆひとりなので、ソロは必ずうちの娘が吹くことになります。
「緊張するけど楽しい」って、自分の娘ながら、なかなか度胸があります。
彼氏はいないもよう。
幼馴染で仲のよい翼くんが同じオーケストラでトロンボーンを吹いていて、帰り道も一緒で、いつも楽しそうにおしゃべりしています。
小柄で童顔で、シャイだけど礼儀正しい翼くんは まゆのことが好きなんだって、同級生の女子たちからはやし立てられてるようですが、娘は彼を男性としては見てないというか、恋愛感情はないようです。
とっくに性に興味津々な年ごろなんですけどね。
さて、妻のセクシー・ランジェリーがたまらないと書きましたが、わたしが一番好きなのは 実はセーラー服や、ぴちぴちの体操着と紺のブルマなんです。
美紀と結婚する前、まだ付き合いたてのころですが、学生時代の思い出話しの中で 突然美紀が、「高校時代に一度だけ、お小遣い欲しさに友達とぶるセラショップに行って 下着を売ったことがある」と打ち明けた時、わたしは猛烈に興奮しました。
そうなんです。美紀は、ぶるセラブームの ど真ん中世代。
その話を聞いた次の週末に 美紀を拝み倒して、隣町の雑居ビルでまだ営業していた ぶるセラショップへ、ふたりで一緒に行きました。
わくわくドキドキしながら敷居をまたぐと、そこは夢の世界。
その時その場で美紀のために ぴちぴちの白いTシャツと紺のブルマを買いました。
(今も時々ラブホで、その時買った衣装を彼女に着てもらっています。)
そして、そのまま店員さんからチェキ(一世を風靡した、インスタント・カメラ)を借りて、「撮影」のため、店の奥のせまい個室へ。
そこは当時、お金の欲しい女子高生たちが、あられもない姿で写真や動画を撮っていた場所でした。
女子高の制服姿で、片手で目のあたりを隠してニッコリし、もう片方の手でスカートをまくってパンティーを見せて撮影し、その写真を「実際に女子高生が着用していた証拠」として、そのパンティーとセットで売るのです。もちろん ブラや制服を売る場合もありました。
写真があると、当然 値段は跳ね上がります。
中にはブラも見せたり、さらにはブラをはずしておっぱいを出したり、もっとエスカレートすると、パンティーの中に指を入れ おっぱいを揉みながら、オナニー姿を撮影して、その写真をお金に換えるコたちまで現れました。
実態が世間に伝わり始めると、当然「堕落した若い世代の象徴」として問題視され、摘発されてどんどん閉店へ追い込まれていったのを、記憶している方も多いと思います。
でもその時はまだ、所々にひっそりと生き残っていたのです。
さて、当時は「職場の彼女」だった美紀と、その狭い部屋でふたりきりになり、さっそく体操着とブルマに 目の前で着替えてもらいました。ノーブラです。
体操着にぷちんと浮き出た乳首、お尻と太ももの境界線に喰いこむブルマ。後ろ姿を見せてもらい、そのお尻を見てしまうと、若かったわたしがガマンできるはずもありません。
「美紀、両手を壁について。お尻突き出して。」
「ダメだよ、店員さん来ちゃうよ。」
「来ないってば。だって、エッチなことして撮影したりする場所だろ? いくら声出したって、来ないって。」
「あたしは一回、下着売っただけだもん。」
いやがる素振りをみせながらも前傾姿勢で腰を後ろに突き出してくれる美紀のお尻を左手でつかみ、右手でブルマの股間を横へずらします。
「――ちょっと、ホンとに挿れちゃうの? ねぇ、ダメよ――」
そう言いながらも、彼女の濃い繁みの中の花びらは、濡れていました。
「――ダメだってば。」
「――ちょっと角度が難しいな。やっぱり、床にしゃがんでよ。」
その時はまだ、ふたりとも経験不足でした。
結局美紀には、せまい床の上で四つん這いになってもらい、今度は普通のバックで、美紀の中へ、固くなったおちんちんを滑り込ませます。
「――あっ――!」
店員さんが来ちゃうかも。
来なくても、ドアの近くまで来たら、声は確実に聞かれる――
そう思ったらすさまじく興奮し、腰を動かし始めて3秒ぐらいで、あっけなく射精してしまいました。
「――はぁ、はぁ、 ――えっ?」
汗ばんだ切なげな かわいらしい顔で、美紀が振り返ってわたしの顔を見ました。
「――終わったの?」
「――うん。」
「え、中に?」
「ごめん。」
「トオルくん! ちょっとぉ。」
ふたりとも、声をひそめて笑いました。
「――んもう。――そんなに 興奮したの?」
「もちろんじゃないか! すっごくステキだったよ、美紀。」
「イヤねぇ。」
実はわたしはその前から、その後も、結婚後も、娘が生まれてからも、ずっと早漏でした。
これだけ長く連れ添って、見慣れた妻のからだですぐにイってしまうなんて、いくらなんでも早漏過ぎると思うんですが、でも しかたないのです。
そして包茎で、短小です。
思い出しました。
結婚してからしばらくたったある日、こんな会話が。
熱心に選んでプレゼントしたセクシーなランジェリーを身にまとった美紀が、ベッドでワクワクしながら待つわたしの股間をしげしげと眺め、突然こう言い放ったのです。
「――ねぇ、それって、勃起してるのよね?」
「――え? ――うん、そうだよ。」
「――勃ってるの? フルで?」
「――え―― そうだよ。そのはずだけど。」
「小さくない?」
え、今ごろ? と、びっくりしました。
もう何度もセックスをして、あのぶるセラ店での一件もあって、そして結婚して、しばらくしてからのことです。
「――小さいかな?」
「――多分。」
それまでは遠慮して、言えなかったようです。
最初は「きっと緊張して、フルに勃起してはいないんだ」と思い込んでたみたいです。
これがマックスらしいと気づいても、言いにくかったようで。
わたしたち夫婦には ほとんど、秘密というか 他人行儀な恥じらいはありません。
さっそくインターネットで、当時はなかなか見つからなかった、モザイクの薄いAV動画を一緒に探し始めました。
「――ほら見て、この人。すっごく大きいじゃない。」
「――ほんとだ、すごいな。でも、この人が特別なんじゃない?」
「――え? うーん...。」
「この女の子の手や顔がめっちゃ小さいのかも。」
逆に、小さく見えるAV男優も、けっこうたくさんいました。
色々な人がいるようです、AVの業界にも。
「――でも、やっぱりトオルくんのは、小さいよ。」
にやにやした顔で、美紀がわたしのおちんちんの皮を剥きながら、言いました。
それがわたしたち夫婦の、「公式な見解」となりました。
AVをたくさん見れば見るほど、わたしも自分のイチモツが平均より明らかに小さいと、認めざるを得なくなったのです。
あの頃はかわいく遠慮がちに言っていた美紀も、年月が経つと、ずけずけと言うようになりました。
わたしの早漏が一向に治らないものだから、なおさらです。
「祖チンなんだから。せめて、もうちょっと持たせてよ。」
「はいはい、お子様ちんぽは、拭き拭きしましょうね~。」
それが――
たまらないのです。
「もう、終わったの?」
しぼんでゆく陰茎の先から垂れる精子を、美紀は落胆を隠さずに横目で眺めます。
それを急いでティッシュで拭くと、わたしはローターと電マを手に、今度は美紀を満足させる方に集中するのです。
「――あぁ、――そこ、もっと下――」
美紀はわたしのために、セーラー服も着てくれます。
それも、娘の まゆの制服です。
替えは一着しかないので、わたしたち夫婦が出かけてる時に限ってそれがないと、まゆが気づいたら――
「何も まゆのを着なくたって、ドンキかハンズで買って来ればいいじゃない」と美紀は抗議するのですが、わたしは「そんなコスプレ用のヘンなものがうちにあるのを まゆが知ったら、気まずいじゃないか」って、我ながら苦しい言い訳をしました。
「それを言うんなら、電マはまだしも、ローターやバイブを見つけられたら、まゆになんて言い訳する気なのよ?」
確かに、正論です。
でも、まゆの制服を着てると思った方が余計に興奮するので、やめられません。
美紀のむっちりとしたお尻を覆う、まゆの高校のスカートをまくり上げて、ピンクで白い縁取りのついた少女っぽいかわいらしいパンティーをずらした隙間から、ローターでクリトリスをじっくりと責めると、美紀は背中をそらせ、全身をびくん!とさせ、そのたびに「あっ」と声を上げるんです。
たまりません。
やめられないのです。
それに、妻を悦ばせ、満足させることは、夫の義務ですからね。
< つづく >
原案・主要キャラクター設定:しーさん(40代男性/会社員)
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