おそらく換気や防犯のために設けられたのだろう隙間は、もちろん普通の方法では覗けない。
女子トイレも同じ構造になっているのだ。
簡単に覗けてしまえるわけがない。
ましてや山崎の190センチの巨体、太った体では、顔を床に擦りつけても中を見ることはできない。
けれど、山崎は諦めなかった。
狡賢い頭をフル回転させる。
そしてポケットから携帯を取り出すと、カメラアプリを起動して そのレンズを扉の下の隙間に当てた。
その光景を見た瞬間、声を上げそうになった。
顔がカッと熱くなり、汗が噴き出すのを感じた。
それほど異様な・・・そして官能的な光景だった。
壁際に並ぶ 白い陶器の小便器・・・
その一番奥の便器に 女が座っていた。
大きな尻肉を、細いウエストを、背中を 便器に密着させ、大きく足を開いている。
長い黒髪は腰まで伸び、その白い肌を撫でている。
突き出された胸は 山崎の手でも掴み切れないと思うほど豊満だった。
淡いピンク色の乳首を抓り上げられ、乳房が形を歪めるほど強く引っ張られていた。
透明な棒が 激しく抜き差しされていた。
その度に女は喘ぎ、卑猥な言葉を口にしていた。
そんな光景が 携帯の画面に 真横からの角度で映し出されていた。
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