僕はあやかさんの部屋に初めて入った男性という事になった・・・。
独り住まいには少し広過ぎる室内は、きちんと掃除をされていて、あやかさんの性格を
顕著に表している、まさに僕の想像通りだ・・・。
初めて、ちさとさんの部屋に入った時を思い出す・・・。
あの時は、ちさとさんの気まぐれで誘われる様に関係を持ってしまった。
僕は童貞で何も知らなかった・・・。
そんな僕を優しく受け入れてくれて、愛してくれた・・・。
今でも僕を愛してくれている・・・しかも、愛娘を愛してしまった僕まで受け止めている。
しかし、あやかさんとは一線を超えてはいない・・・。
もしかすると、あやかさんもただの気まぐれで、僕を誘っているだけかも知れない・・・。
僕はただ、あやかさんの手のひらで踊らされているだけかも知れない・・・。
ちさとさんだって、あの時僕が加虐性に目覚めなければ今の関係が有ったか判らないからだ。
あやかさんに焦って手を付けるのは本意では無い・・・じっくり責めていきたいと思っていた。
そんな状況を見て、嫉妬するちさとさんも見てみたいと思っていたからだ。
それでも、ちさとさんの雰囲気を纏うあやかさんの魅力は僕を惑わせる・・・。
今日初めて気が付いたが、あやかさんの着ける香水も、ちさとさんと同じ香りがした。
平静を装っていられるか不安で一杯になっていく・・・。
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