男は、まるで由紀の手に押されるように、ゆっくりと腰を落としていった。
興奮しきった麻衣の視線の先で、血管の浮き出たグロテスクな肉棒が 由紀の手に握られたままビクンッと跳ねる。
赤と黒と紫のマダラ模様の亀頭が、尿道からガマン汁を垂らしながら近づいていく。
触れた瞬間、熱いと感じた。
その感触に絶望しながら、けれど期待しながら麻衣は大きく息を吐く。
ゆっくりと圧迫感を感じていった。
亀頭の半分も入っていないのに、麻衣は自分が今までに経験したモノよりも・・・旦那よりも自分を押し広げていく・・・そんな感覚に陥っていた。
凶暴なカリが入ろうとしている。
苦しい・・・痛い・・・これ以上入ったら裂けてしまう・・・
そんな恐怖を感じながら、グロテスクな亀頭が「グチュッ」と音をたてながら 自分の体内に侵入するのを眺めていた。
肉棒はゆっくりと入ってきた。
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけ、膣の粘膜を押し広げながら侵入してくる。
引き伸ばされた粘膜が、その形と快楽を脳に直接伝えてくる。
「・・・ぁ・・・あ・・・ぁあ・・・」
10センチを過ぎた頃、麻衣は無意識に絶望の声を上げていた。
それは自分が今までに経験した深さを直感的に感じた声であり、そして目の前の男の肉棒が まだ半分も自分の中に入っていない事への絶望感の声だった。
「ぁぁっ・・・んっ・・・そんな・・・こんなの・・・あ・・・ムリよ・・・ムリ・・・こんな・・・これ以上なんて・・・あ・・・・ぁぁっ・・・」
そんな声を聞きながら、男はニヤニヤと笑っていた。
小さく震えながら首を振る麻衣を見ながら、由紀はさらに男の背を押す。
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