固く目を閉じ唇を噛んで震えている麻衣の頭を、由紀はクスクスと笑いながら撫でた。
楽しそうな声で麻衣が何をしたのかを、それがどれほど卑しくて罪深く下品な事なのかを説明していく。
「旦那が初めて・・・旦那しか知らないって言ってたのはホント?」
麻衣は目を閉じたまま、唇を噛んで震えながら小さく頷く。
「でも欲しくて・・・我慢できなかったのね」
頷く。
・・・旦那より大きかったでしょう?
大きくて、太くて・・・一番奥まで入ってきた・・・違う?
一番奥に触れたのは、旦那じゃなくてあの人が初めて・・・
貴女にちゃんと触れたのはあの人なのよ・・・あの人が初めて触れたの・・・わかる?
・・・貴女をキチンと抱いたのは誰?
貴女が本当にちゃんと抱かれたのは誰?
考えてみて・・・旦那はちゃんと奥まで触れてない・・・そうでしょう?
一番奥に触れられて・・・最初は痛かったでしょう?
・・・初めて入ってきたみたいに痛かった?
やっぱりね・・・ほら、もう自分の体が答えを出してるじゃない・・・
ね、誰?
考えてみて・・・ね・・・貴女にちゃんと触れたのは・・・貴女を本当に抱いたのは誰?
・・・貴女の初めての男は誰?
※元投稿はこちら >>