「それからは、もう毎日よ・・・」
まったく、なんて意地の悪い女だ・・・
由紀は心の中で自分を罵りながら、けれど言葉を続けていく。
できるだけ優しい声で、可能な限り卑猥な言葉で話した。
「顔を踏まれたの・・・気づいたら、自分から指に吸い付いてた・・・汚くて・・・なのに親指から順番に、ドロドロになるまで・・・」
まるで誘惑している気分だった。
目の前にいる人妻・・・まだ旦那を裏切ったことのない真っ白な女を自分と同じ場所に・・・
欲望にまみれ、快楽の虜に堕ちてしまった自分と同じ立場に堕とそうと誘惑している気分になっていた。
麻衣は さっきよりも明らかに顔を赤らめ、熱い息をゆっくりと繰り返している。
その目は興奮に潤み、卑猥で下品な体験談を聞いている。
「・・・ねぇ・・・」
加熱していく由紀の話しを、麻衣の小さな 興奮した声が遮った。
「ねぇ・・・毎日って・・・じゃぁ・・・」
麻衣はゆっくりと、一つづつ言葉を繋げていった。
何を話そうとしているのか気づいた由紀は、興奮した笑顔で待っている。
「じゃあ・・・その・・・今日は・・・」
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