グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、、、
卑猥な音が響いていた。
左右から伸びる2人の人差し指が交互に、同時に、別々のペースでピストンする。
ある時は片方だけ曲げられ、ある時は同時に 別々の方向に曲げられ、また激しくピストンを始める。
背後からズボンのチャックの音が聞こえた。
私は大きな掌に頭を掴まれるよりも先に、今から自分が何をされるのかを理解した。
だから予想よりも乱暴に頭を掴まれても、強引に引っ張られた髪の毛が痛くても、頭をムリヤリ引き寄せられるよりも前から口を開いていた。
空調の効いた映画館なのに、男の股間は蒸れていた。
汗と小便の匂いが 顔の周りに充満した。
けれど私は口に含んだ。
舌に、ザラザラとした何かを感じた。
それが唾液に溶けていくと、口の中に苦さが広がっていった。
鼻で息を吸うと蒸れた汗の匂いが、息を吐くと小便の匂いが鼻腔を通り過ぎていく。
なんて不潔なんだろう・・・
どれだけ下品で汚いのだろう・・・
そう思いながら、なのに私はザラザラとした何かが全て溶けるまで、見知らぬ不潔な男の肉棒を舌で撫で続けた。
旦那より大きい・・・旦那より太い・・・それに旦那より硬い・・・そう思いながら、いつのまにか自分から男の股間に向けて頭を振り始めていた。
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