槌
熱い・・・
それが男への第一印象だった。
「ダメ・・・ダメよ・・・」
そう言いながら、旦那よりも大きい・・・逞しくて強い・・・そう感じていた。
不器用で・・・けれど荒々しいピストンに、いつの間にか自分から男に抱きついていた。
「・・・んっ・・・ん・・・ううっ・・・あ・・・」
男が漏らす呻き声に愛しささえ感じていた。
自分に感じてくれている・・・私を気持ちいいと思っている・・・私に満足してくれてる・・・そう思うと、無意識に自然と男の頭を撫でていた。
「ダメ・・・ね?ダメ・・・ダメよ・・・」
そう言いながら、両手はまるで男を褒め称えるように男の背を愛撫していた。
ドクッ・・・
膣の奥に、熱い液体が広がるのを感じた。
その感触を感じて初めて、女は自分が完全に無防備な状態で男を受け入れたのだと思い出した。
ドクッ・・・ドクッ、ドクッ・・・ドクッ・・・
「あぁっ・・・だめ、出る・・・」
男が初めての射精を宣言したのは、大量の精液のほとんどを流し込んだ後だった。
けれどそんな事実さえも愛しく感じて、女は男の頭を撫でた。
そして1回目の全ての精液が流し込まれたあと、2人は初めてのキスをした。
※元投稿はこちら >>