それから少しして、チックアウトした・・・。
チェックインもチェックアウトも、誰にも会わずに車に乗り込む時刻はもう22時
家にはその日のうちには帰る事が出来た。
遅くなる事は、夫にも伝えており今日は私から電話を入れた・・・。
夫は怪しむ事もなく、お義父さんと帰りに食事をして帰ってきた事を鵜呑みにした。
明日会社に行って仕事が済めば、いよいよ土日・・・日曜は夫と子供達も来る。
あれだけ嫌がった今回の夫の実家帰りも、気が付けば予定の半ばを過ぎ・・・・。
それより大きな変化は、お休みの土曜を心待ちにしていた事・・・。
今はお義父さんとの時間が中心になっていた。
『結構疲れたな・・・ちさとも疲れただろう今夜はこれをちょっと飲んでおやすみ・・・』
お義父さんは、ナイトキャップにブランデーを少し口移しで飲ませてくれた。
『あうん・・・ちょっと私には強いかな・・・』
それでもほのかな香りは、口に広がる・・・そして眠りに誘っていく・・・。
二人は、当たり前のように一つのベットに入って眠りについた・・・。
翌朝、目を覚ましていつもの様に炊事をしていると・・・。
『ちさと・・・今日は一緒に行ってやる、今日は下着は俺が預かっておく』
振り返ると、お義父さんは久々にワイシャツに袖を通し、ネクタイを締めていた
お義父さんのスーツ姿を久々に見た・・・
『今日はあの電車に下着無しで乗るんですか・・・』
嫌がっている様な言い回しだが、本当はどんな事されるんだろうと期待してしまっていた。
言われるままに、下着を脱いでお義父さんに渡した。
私も通勤用のスーツに着替え二人で家を出た・・・。
駅はいつもの様にごった返し、二人は人の波に飲まれていく・・・。
一般車両を待つ列に私以外の女性は居なかった、前日の男は目ざとく私を発見する・・・
『あの女・・・間違いない、昨日の女だ・・・俺の指の味が忘れられなくなったか・・・』
人混みを掻き分ける様に、私の背後に移動する。
お義父さんが、ドアー側に立ちその前が私、私の後ろにその男と言った並びになった。
男は電車の発車と共に、痴漢を始める・・・耳元で囁きながら・・・。
『お嬢さん・・・俺の指が忘れられなくなったのかい?・・・おっと!?下着着けてない
じゃないか、恥ずかしい女だな・・・もう濡れ濡れじゃないか・・・』
お義父さんは、私に痴漢が来た事を知ると、私の向きを変え両手を吊革に手拭いで括り付け
マスク越しに私の口を手拭いで猿轡した・・・。
痴漢の男は、最初囮捜査に嵌められたと思ったが、これがこの女の主人であり調教の一部で
有る事を理解した・・・。
『それじゃあ・・・好きな様に弄ばせてもらうか・・・』
男は私のブラウスのボタンを外し、胸を露わにさせ吸い付き舌をくねらせる・・・
そして、スカートも捲り上げ、指がクリを中心に弄られた・・・。
『むぐぐ・・・ぐふ・・・あふう・・・』
『俺の目の前、他の乗客にも視姦されて・・・どんな気持ちだ・・・』
お義父さんは、目の前で辱められる私の耳元で囁いた・・・。
マスクで誰も顔の特徴は判らない・・・しかし、どの乗客も関わり合いを避ける様に
見て見ぬふりをしていた、しかもその目はギラギラと私を責め立てた・・・。
降車駅に到着し、何事も無かったように整然と降車していく・・・。
私は崩れ落ちそうになるところを、お義父さんに抱き止められて駅を出た・・・。
『じゃあな・・・ちさと・・・気を付けて帰っておいで・・・』
そう言って帰って行った・・・。
なんとか正気を取り戻し、私は会社に向かった・・・。
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