車は繁華街のお洒落なレストランに到着した・・・。
『そのなりでは、格式高いところは無理だろう・・・この位で丁度良い・・・昔、あいつと
よく来た店だ、最近は車で来れないから来てないがな・・・』
『そうなんですか・・・趣があって素敵です・・・』
お義父さんが連れて来たのはドアーが大きな木製の、街の洋食屋さんと言う風情のお店だった。
店に入ると、照明は暗めで各テーブルにランプが置かれ異次元の雰囲気を醸し出していた。
テーブルに腰掛けると、この店のシェフだろうか、お義父さんと同年代と思われる優しい笑顔の
男性が声をかけて来た・・・。
『随分とお久しぶりですね・・・お嬢様ですか?・・・』
『今夜は息子の嫁と飯でも食うおうかと思ってやってきた・・・お前の趣味のあれもまだやっているのか』
『はい、あちらのドアーの向こうはまだ健在です・・・ここ最近、コロナでお店も難しかったんですが
会員の皆さんに助けてもらって何とか維持しております・・・』
『じゃあ、俺も・・・大丈夫かな?・・・』
『ええ・・・娘さんとですか・・・おっと差し出がましい事を・・・どうぞご自由に・・・メニューは
お任せでよろしいですか・・・』
『ああ・・・お任せする・・・』
お義父さんとシェフの会話を意味も判らずにに聞いていた、にっこり笑ってシェフは下がる・・・。
前菜、メイン、デザートまで本格的なイタリア料理を堪能して食後のエスプレッソをいただく・・・。
『ちさと・・・あのドアーの向こうにハプニングバーがあるんだ少し寄っていこう・・・』
『バーですか・・・私、お酒は弱くって・・・』
『ああ、俺だって運転しなきゃいけない飲めないよ・・・とにかく行こう・・・』
さっきのシェフが扉を開く・・・中は古城の地下室といった感じの石が床も壁も覆っていた。
その先に小さなステージとカウンターがあり、何組かのカップルが話していた。
『もう何年もここに来ていなかったが雰囲気は変わらないな・・・』
ステージには麻縄や拘束道具が周りに吊られて、天井からは滑車やフックがぶら下がっている。
一組のカップルがステージに上がった・・・。
照明に照らされ、女は服を脱いでいく・・・そして、男に麻縄を打たれて滑車にかけられた・・・
もうどう言う場所か私でも理解できた、さっきシェフが娘さんとですかと聞いた意味も頷ける。
ここではカップルがお互いのパートナーを緊縛し、その美しさを見せ合い、時にはパートナーを
入れ替えたりして楽しむ社交場だったのだ。
さっきのカップルも緊縛を終えてその美しさを讃える拍手が沸き起こる・・・。
羞恥心に耐え、緊縛の苦しみにも耐えている女は上気して肌を桜色に染めていた・・・。
『さあ、ちさと次はお前の番だ、あの人に縛って貰えば良い・・・見物で終わると思ったのか?』
私は無言でうなずくと、ステージに向かった・・・場違いな通勤用のスーツで・・・。
間近で見ても、女の人はアートの様に片足を高く上げ、恥部を曝している・・・そう、まるで
生花をしているみたいだった、そこに私が現れ私も縛って欲しいとお願いする。
『ああ、良いですよ・・・そうだ、私のパートナーと二輪刺しにしましょう・・・』
服を脱いでその人は、私も固縛していく・・・丁度、女の人と対称に吊り上げられていく・・・
私の恥部と女の人の恥部がシックスナインになる様に・・・二人の女は美しく縛られていった。
女の人が私のクリに舌を這わし出した・・・私も舌を這わせる・・・他の客の視線がみんな
ステージに注がれる・・・二つの花はお互い舌で責め、上り詰めていく・・・。
私も見られている事に気持ちは高揚していく・・・。
互いに脱力しステージの照明は落とされる・・・知らない人に縛られ、解かれる・・・
お義父さんも見ていた・・・。
『今日は時間がない、これ位にしておこう・・・ちさと、帰るぞ・・・』
ステージにへたり込む私に衣服を投げて、お義父さんは言った・・・。
そして店を後にする・・・車は家の方向に走っていない・・・インターチェンジのラブホテル街
に入っていった・・・。
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