お仕事も終わって家路に着いた・・・。
いつもの様に途中買物して家に帰る。
『お義父さん、ただいま帰りました・・・すぐに夕飯の支度しますね・・・』
部屋の明かりもつけずに、いつものソファーにお義父さんは居ない・・・。
あれ?どこに行ったのかな・・・寝室に灯りが見える。
どうしたのかな・・・
『お義父さん、た・・・』
挨拶を言い掛けて、言葉に詰まった・・・そこでお義父さんはあのビデオを見ていた。
『おお、ちさと・・・お帰り・・・やっと興味を持ってくれたんだね・・・』
しかも、テレビ台の横には私のと思われる、イチジク浣腸とアナルプラグが並べられている。
『お義父さん・・・やっぱり・・・足は嘘だったの・・・』
『ああ、こうでもしなきゃ、ちさとが戻って来ないと思ってね、あいつにまで嘘をついてしまった・・・』
また、昔の様に呼び捨てにされている・・・自分の物としての意思表示・・・。
『そんなあ・・・どうして、そんな事まで・・・』
『俺だって、ちさとが逃げなかったらこんな事をするまでもなかった、でも今度は俺の趣味に興味を持ったん
だろう・・・嬉しかったよ・・・こんな物まで使って・・・でもな、快楽調教は被虐調教があってこそ・・・
俺が調教してやる・・・』
お義父さんはアナルプラグを持ちながら私にそう言った。
『今夜が調教初日だ、さあ地下室へ行こう・・・』
もうダメだと悟った・・・過去に引き戻される・・・。
地下室はいつも手入れをしているらしく、カビ臭さも空気の澱みも無かった。
防水レザーのソファーもあの時のまま・・・こうされるのが嫌で逃げ出した罰が今私にのしかかって来たのだと思った。
『まずは、俺からのプレゼント・・・真っ赤な首輪だ・・・ちゃんと名前も入れてある・・・』
お義父さんが手に持っているのは真っ赤な首輪・・・[ちさと]と刺繍が入っている。
ソファーにへたり込む私に、その首輪は締められる・・・。
余りのお義父さんの豹変ぶりに呆気に取られていると、首輪にリードが付けられた・・・。
『ちさと・・・さあ、こっちにおいで・・・』
スーツのまま、あの磔台に乗せられる・・・壁に掛けてある麻縄が手に取られた・・・。
『さあ、ちさと・・・まずは着衣のままの緊縛だ・・・縄を掛けるよ・・・』
首輪のフックに麻縄を通し、編み込む様に亀甲の様に縛り付けていく・・・。
スーツも下着も着けたままの緊縛・・・まずはこの状態でデジカメで撮影される。
記録をする為だ・・・。
ても後ろ手に縛られ、まるで江戸時代の罪人の様・・・。
私はお義父さんから逃げた罪人・・・そんな見立てなのだろうか・・・・。
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