普段なら、お昼と夕食はお義父さん夫婦は別に食べていた。
キッチンと水回りは、お義父さん夫婦の所にもある、今夜はお義父さん夫婦の方に私が
いる状態だった。
何もかも私の物とは違う、食事が終わってお茶を出そうにも湯呑みがわからない・・・。
『お義父さん・・・お湯飲みはこれでよろしいでしょうか?』
『おお、どれどれ・・・これだよ、ちさとさんは婆さんの使うと良い・・・』
この時、故意にか私の胸にお義父さんの肘が当たった・・・。
(おおお、なんと柔らかな感触・・もしかしてブラして無いな・・・エプロンで良くわからんが
あんな薄い生地でブラなしとは・・・)
『ちさとさん、今日はお疲れじゃったなゆっくりすると良い・・・あの・・あれじゃ風呂どうする?
あいつも帰ってこんのじゃったら、こっちで入れば良い、勿体無いからの・・・』
(さあ、どうする?義理とは言え親の言う事を聞くのか聞かないのか・・・)
『でも・・・そうですね、勿体無いですものね・・・こちらのを使わせてもらいます』
(今日は二人きりなんだよね・・・大丈夫だよね・・・)
『じゃあ、風呂が沸くまでテレビでも見て、茶でも飲もうか・・・』
『はい、すぐに淹れてお持ちします、待ってて下さい』
私はエプロンを脱いでお茶を持って、リビングのテーブルでテレビを見ているお義父さんに
お茶を出した。
(しまった・・・ノーブラだったんだ・・・お義父さん気付いていないよね・・・)
私は仕方なくテレビの見える方、お義父さんと同じソファーに腰掛けた。
『おお、ありがとう・・・』
(さっきは遠目だったが、間近にみると大きな胸だ・・・やっぱりノーブラだな・・・)
なんだかぎこちない・・・お互い目を見て話す事もなく時間は過ぎて行った・・・。
何かのきっかけがあれば暴走する雰囲気を私は少しずつ感じ出していた。
空気を変えるために私は自分達の部屋に戻ってお風呂の準備をしてくると言ってお茶を片付け
リビングを後にする。
『ちさとさん、もう風呂が沸いたよ先に入るから、暫くしたら入ると良い・・・』
『はい、わかりました・・・』
気まずい空気の中、エプロンを持って自分達の部屋に戻った。
やはり、お風呂は不味いかな・・・お義父さんだって・・・男だもんね・・・。
でも、いくらなんでもお母さんが居るのに嫁に手を出す事って無いよね・・・そんなドラマかAV
じゃ無いんだから・・・。
そう思っていると、夫から電話が入った。
〈ちさと、本当に悪かったな、帰ったらどこか行こうよ、そろそろ子供欲しいしな・・・〉
〈ええ、あなた・・・私もよ・・・早く帰ってきてね・・・〉
一時離れた夫婦の在り来りの会話だったが、私は変に安心した。
(この人の父親なんだもの、きっと私が気を抜いたせいだわ・・・・)
今度はきちんと部屋着に着替えて、ブラもしていた。
そして、お義父さん夫婦の浴室に向かった。
途中、リビングを通らなければ浴室に行けなかったので、扉を開けると私は硬直する。
お義父さんがバスローブ一枚で風呂上がりの汗を引かせていたのだった。
それは、下着も着けずに・・・ソファーで足を開いている。
それは初老の男性とは思えない程だった、私はドアーをノックして来た事を知らせる。
急いで前をしまって・・・。
『いやあ、ごめん、ごめん・・・いつもこうやって涼むんだよ、気にしないで・・・』
(きっちり見たよな・・・俺だってまだ使えるって事を・・・)
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