私と赤ちゃんは退院して新居での生活が始まる。
男の子で何かと手が掛かるが、夫との三人での生活は今迄以上に楽しかった。
お義父さんも息子が産まれて、私を求める事も無くなった。
時折、お義母さんと孫を口実に尋ねてはきていた。
でも、心の中ではきっと自分の子だと思っているに違いなかった・・・。
それは命名に反映している、お義父さんと夫の一字づつを貰って命名したが
先にお義父さんの一字が来ている・・・命名したのはお義父さんだ・・・。
私が忘れないようにそうしたと思っている。
それでも、時々お義父さんは一人で訪れる・・・。
当然、私を抱く為だ・・・月に一度位私も良いかと思い始めていた。
もう生で挿入される事もなく、スキンも着けてくれる・・・。
もうレイプでは無く和姦となっていた・・・ギブアンドテイクなセックスフレンド
と言う感じだが、それも私が働きに出る事で徐々に疎遠となっていく・・・。
あっと言う間に三年が過ぎた・・・。
息子もヤンチャ盛り・・・時折お義父さんに似た表情をする。
私はその度に引きつった笑いを浮かべてしまう・・・。
『ねえ・・・あなた・・・女の子も欲しくない?・・・きっと可愛いと思うの・・・』
『そうだな・・・もう三年開くし、そろそろ良いかな・・・』
そう言って私達はスキン無しの生で受精を試みる・・・。
何度かで受精し、第二子が誕生する・・・。
産婦人科で受診すると、今では男女の判別がほぼ完璧に出来るらしく、女の子である事を
告げられた・・・。
夫に急いで連絡をする。
『あなた・・・女の子だって・・・もう五週目だって・・・』
『そうなのか・・・そんなに早く判るものなのか?・・・どちらでも元気に産まれてくれば
嬉しいよ・・・』
『あなた・・・喜んでくれるのね・・・』
『当たり前じゃないか・・・男の子でも女の子でも俺は嬉しいよ・・・』
夫は私の両親にも、自分の両親にも妊娠の連絡をしてくれた。
そして、私は暫く育休を取ることにした。
分娩前の数週間、マタニティ服で出勤していたが、絶対に間違いなく夫との子・・・。
そんな安堵感からか幸せを噛み締めていた。
そして出産・・・言われた通り女の子だった・・・。
みんな私に似ていると喜んでくれる・・・今度の命名は私の両親がする。
思い描いた通りの家庭が築かれて行った・・・。
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