いく日が過ぎ、やはり生理は来なかった・・・。
どちらの子種が着床したのだろう・・・私は夫の物だと思いたかった・・・いや絶対に夫の物だ。
その夜、私は夫に妊娠したかもと告げた。
夫は喜んでくれた、待ちに待った第一子・・・だけど四週を越えないと安定しない・・・。
無理をすれば流れてしまう可能性だってある・・・それに生理が遅れているだけの時もあるのだ。
私は勇気を出して夫にある提案をした。
『あなた・・・子供が出来たら一度別居したいと思っているの・・・二人で子育てしてみたい・・・
それにお義母さんだって赤ちゃんが泣いたらお疲れになると思うの・・・借家だってなんでも良い・・・
あなたと暮らせたら・・・落ち着けば私だって働くよ・・・だからお願い・・・』
『そうか・・・親子団欒てのも良いもんだよな・・・親父かお袋が難しくなったら帰ってくれば良いし
ちさとが言い出すんだから、きっと決心があるんだよね・・・』
『少しの間だって良い・・・私はあなたと子供だけを見ていたいの・・・』
『判った、判った・・・産婦人科に行って妊娠してたら、親父に話して引越す準備をするよ』
『ありがとう・・・身重の時は実家に帰るからその時に・・・ね』
子供と夫を盾にして私はお義父さんの手元から離れる計画を立てた・・・。
あれからも、夫が出ていくとすぐにお義父さんから呼び出されるが、最近はSMプレイのレクチャー
されることが多い、お義父さんは痛い系のプレイを好み、お義母さんにできない事を私に興味を持たせて
するつもりだ・・・だけど私には興味は湧いて来なかった、DVDや写真を沢山見せられ、道具についても
真剣に目を輝かせて話す・・・本当に夫と親子なのかと疑いたくなる・・・。
それでも、私が興味を持たない素振りを見せると、あの写真をチラつかせた・・・。
とうとう、お義母さんが退院の日を迎えた。
この機とばかりに、お義父さんにも妊娠しているかも知れないと告白した。
お義父さんは、俺の子がちさとの中に居るのか?・・・お腹に耳を当てたりして喜んでいる。
夫にも言った事を告げ、お義母さんも帰って来るのだから一旦やめましょうとお願いした。
裏で夫と別居計画をしている事は内緒にして・・・。
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