第2話
「んん…ちょっと…山本さん…まだシャワーも…」
些か妻にとっては強引と言える…山本のキスに妻は戸惑いを見せるも…
「来る前にシャワー浴びてるんじゃないですか?奥さんの身体から石鹸の匂いが漂っていますよ。私に抱かれる為に来たのではないですか?愛する旦那さんの為に…」
と場慣れしている山本は…妻の戸惑いの中の微かな淫靡なる“覚悟”を見透かし…
「ここは楽しみましょうよ。奥さん…んん…」
と怯むことなく妻にキスを続ける。
「だけど…んん…」
山本の強引な振る舞いに…尚も戸惑いを見せるも…“山本に抱かれる前提で来た”という趣の妻は戸惑いながらも山本の唇を受け止める。
「ああ…麻美…はあはあ…」
目にする…愛する妻が自分以外の男と唇を重ねる様子に…私の嫉妬は高まるも…その嫉妬が興奮を呼んでいることも否めない…そんな私の嫉妬が源の興奮を煽るかの如く…山本は妻の背中から腰…そして尻に手を回し…
「んん…奥さん…んん…」
「んん…」
妻に舌を絡ませ…また妻も淫靡な感じに山本の舌を受け入れる。
「奥さんも脱ぎましょうよ。」
山本は服を脱ぎ…妻にも脱ぐよう促す。
「主人以外の男の人の前でなんて…」
山本との服の上からの愛撫を含むキスからか…気分が高揚しているようだ…妻は恥じらいながらも服を脱ぎ…下着姿となる…その妻の纏う下着は淡い色の清楚感漂う上下お揃いの私が見たことはないものだった。
(ああ…麻美は俺以外の男のために密かに勝負下着を買っていたのか…)
妻が自分以外の男の為に下着を新調していたことが…私に嫉妬の炎を滾らせていく…
「素敵…」
妻は目にした山本の割れた腹筋に見とれている…いや…ひょっとすると…山本のボクサーパンツの膨らみに見とれていたのかもしれない…“メタボ体型で粗チン”な私は益々嫉妬の炎を滾らせていく…
「奥さん…んん…」
「んん…あん…」
そんな私を他所に…山本は妻を抱き寄せキスをしていく…そして山本は妻の身体を撫でまわしながら器用な感じでブラジャーのホックを外し…ショーツのみ纏う形となった妻をベットに仰向けに寝かせる。
「あ…あん…」
山本は覆い被さり露わとなった妻の乳房を揉む…その手の使い方はかなりの女性経験の多さを表す巧みさだ…そして…山本は妻の乳輪を舐めてから乳首を口に含む。
(ああ…麻美の胸が…俺以外の男に…)
目の前で自分以外の男に愛撫される妻…そして微かだが喘ぎ…その愛撫に快感を示す姿に…嫉妬と惨めさを覚えるも…
「はあはあ…麻美…」
私は鼻息を荒くし…当然肉棒を硬くさせて…興奮に塗れようとしている。
「あん…気持ち…いい…」
その私の興奮に応えるように…山本は手や口で妻の身体を蹂躙していき…ショーツを脱がして愛おしき妻の股間に顔を埋める。
(ああ…俺しか知らない麻美のオマンコを…)
他の男が…自分しか男性経験のない妻の蜜壺を愛撫している様子は…私に強烈な嫉妬と惨めさを与えていることは言うまでもない。
「あ…あん…はぁはぁ…あ…あん…」
しかし…その山本の愛撫に…息を荒くして身体を捩り…喘ぎ声の“音量”をあげて行きながら悶える妻の姿が…与えられていた嫉妬と惨めさを煽り…抱く性癖に絡ませて興奮に変えていたことも事実だ…このとき私の肉棒は俗にいう“フル勃起”な状態であった。
「ほら、奥さんが脱がして。」
山本は膝立ちして…自分が穿くボクサーパンツを妻に脱がすように促すと…妻は起き上がり…躊躇いもなく脱がす…夫である自分以外の男の下着を脱がせる妻の姿にも強烈な嫉妬と惨めさを与えれる…
「ほら、奥さんの魅力でこんなに勃起した僕のチンコを咥えてよ。」
山本は…露わとなった勃起した自分の巨根をフェラチオするよう妻に求める。
(ああ…麻美…俺にはしないのに…山本には…)
私の心情が表すように…妻は私にはフェラチオを施したことがない…そんな妻が…他の男の…それも私を遥かにしのぐ巨根の山本には施すのか…山本の愛撫で淫らな気分が高揚している今の妻なら…あり得る…私は何か胸が張り裂けそうであったが…抱く性癖から期待していることも否めなかった。
「男の人のオチンチンを口でなんて…主人にもしたことないのに…そんなこと…私…できない…」
その山本の求めを…妻は首を横に振り拒む…この期に及んでも妻は清楚さを見せてしまう…私は安堵を覚えつつも妙な落胆も覚えてしまう…
「もう、奥さん可愛いね…んん…それなら手で触るくらいはいいよね。」
こんな場でも山本は“紳士”であった…妻に強要することもなく抱き寄せてキスをする…
「んん…あ…あん…」
そんな山本の優しさが潜在する淫乱な性を導くのか…妻はキスを交わしながら硬く反り返る山本の大きな肉棒に自ら手を伸ばす…それと同時に山本も愛液に塗れているだろう妻の蜜壺に手を伸ばした。
「ああ…麻美…俺以外の男のチンポを触りながらキスするなんて…ああ…麻美…はあはあ…」
愛する妻が夫である自分以外の男と陰部を弄り合いながらキスを交わす…それも舌まで絡めて…こんな淫靡な姿に私は衝撃を受けるも…荒い鼻息が示すように…かなり欲情しているのも明らかであった…下半身を露わにして勃起する“粗チン”を扱きたい衝動に駆られる…だが…こんな場でも“妙な夫としてのプライド”が邪魔してしまい…行動には出られなかった。
「奥さん、いいよね?この…旦那さんのチンコしか受け入れたことのない奥さんのオマンコに…僕のチンコを挿入れても…」
そんな私を他所に…山本は仰向けに寝る妻を開脚させて…勃起した自分の肉棒を妻の濡れた蜜壺に宛がっていた。
(ああ…麻美の中に…とうとう…俺以外の…それも俺より遥かに大きなチンポが…ああ…麻美…どうするんだ…)
勃起した“他人棒”を宛がわれながら求められる“挿入許可”に対し…“受け入れろ”という願望からの率直な思いと…“拒め”というこの期に及んでの妻への愛情が…複雑に私の中で絡むも…
「挿入れて…」
妻は“他人棒”を受け入れる選択をする…頷いて山本に哀願していた。
「では奥さん…行くよ…」
「来て…あん…」
とうとう…先程山本の言葉の中にもあった…私しか挿入されたことのない…愛おしさが溢れる妻の蜜壺に…“他人棒”が侵入していった。
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