「秀則くん!」
突然声をかけられてあたりを見渡した秀則くんは、カフェの入口のひさしの下に立つあたしを見つけ、笑顔になりました。でも、次の瞬間顔が固まり、頬が紅くなりました。
「今学校の帰りなのね。」
飛び切りの笑顔で小さく手を振りながらあたしが話しかけると、秀則くん、ぺこりと頭を下げながら
「――は、はい」と答えました。
あたしはその日、ピンクのリボンの巻かれた小さな麦藁帽――まるいタイプじゃなくて、デコレーションケーキのような円筒形のやつをかぶって、髪は三つ編みにしていました。からだにぴったりとした、やわらかい超ミニの白いワンピースはノースリーブで、丸首です。胸の周りはよく伸びる素材で、あたしの大きなバストを少しも締め付けず、でもぴったりと貼りついて、それでいてバストの下はきゅっと締まっているので、ようするにぼよんととび出した大きな乳房のかたちが、丸わかりなんです。ノーブラなので、両側に少し離れてちょっと垂れたお乳が、あたしが歩くたびにぷるるんと小刻みに揺れます。さっきもスーパーで買い物中に、中学生の男子がぽかんと口を開けてあたしをガン見してました。
「あたしも帰るとこだから、一緒にいこ。」
そう言うとうむを言わせず秀則くんの腕を抱えました。
彼の肘にノーブラのやわらかなおっぱいを押し当てると、彼は地面を向き、紅い顔をさらに固くしました。
ワンピースは股下2~3センチ。もちろん素脚です。足にはいつもの厚底サンダル。
秀則くんはまだ身長が160センチに届くかどうかという頃だったので、153センチのあたしが並ぶと、年上の意識も手伝ってか、背は同じぐらいに感じました。
実はあたし、待ち伏せしてたんです。
この商店街を通って帰る高校生は多いので、ひょっとして秀則くんもかなって思ってました。
そこでスーパーで買い物をした後、コーヒーショップの窓際の席で外の通りを見張りながら、のんびりアイスカフェオレを飲んでいたのです。
あれから――
通りをはさんで、お互いの窓から見つめ合いながら、全裸になって両脚を広げてクッションに座り、驚き紅潮した15才の少年の顔を見ながらオナニーして、絶頂に達してしまってから、秀則くんと会うのは初めてです。
あの次の日は土曜日で、主人も出張から帰っていたし、色々忙しくて、夜になってやっと寝室の窓から向かいの窓のカーテンの中に電灯が灯っているのを見て、ちょっと体の奥が疼きました。
年上の男性は頼りがいがあってステキ、そう思って結婚した10才年上で仕事もばりばり頑張る主人のこと、今でも好きです。
でも、がっちりとした中年の主人とは対照的な、ほっそりとしてシャイな少年の照れた笑顔を思い浮かべると、思ってもみなかった自分の性的嗜好に気づいて、あたし、戸惑っていました。
出張の疲れからかすぐ眠ってしまった主人を起こさないようにベッドから抜け出してバスルームへ行くと、あたし、左手と顔の左側をバスルームに押し当てて、脚を少し開くとお尻を後ろへ突き出し、右手をパンティーの中へ忍ばせ、気が付くと小さな声で「秀則くん――」とささやいていました。
秀則くん、昨日のあたし、どうだった?
あたし、えっちでしょ。
はしたないでしょ。
淫乱な、悪い女だと思ったかしら。
そう思われてもいいから、オナニーしててほしい。
あたしのことを想って、あたしの淫らな姿を思い描きながら、おちんちんをしごいて欲しい――
そして、たくさん出してほしいの。
白い、どろっとした精液を。
秀則くん、道端で突然声をかけられて、とっても気まずそう。あんなことがあった後出し、当たり前よね。
あたしも、近所だから知ってる人がどこからか見てるかもしれないと思い、腕を放してあげました。
――ねぇねぇ、ところで、この前のあたしのオナニー、どうだった?
なんて、もちろん聞けません。
午後3時の商店街のど真ん中で。
「――高校、どう? 部活とかしないの?」
ベタだけど思い切って聞いてみると、緊張が解けてきたのか、意外とすらすらと、話してくれました。
スポーツは嫌いじゃないけど得意でもないので、なんとなく先輩がやさしそうな天文部へ入ってみたものの、部活らしいことはほとんどないもよう。
5分で帰れる距離だけど、あたしがわざとゆっくり歩くので、話す時間はたっぷりありました。
途中で「〇○さん」と苗字で呼ばれてびっくり。
でも、そっか、秀則くんのお母さんにも、苗字でしか呼ばれたことありません。表札も苗字だけだし、秀則くん、あたしの名前を知らないんです。
「あたし、桃子っていうの。」
「ももこさん...。」
「うん。でも、オバサンって呼んでもいいよ。」
「そんな。」
笑ってくれました。
今まで、彼女はいたことないそうです。
かわいいのに。
とてもシャイでおとなしいからかしら。
家の前まで来た時、あたし、それが当然のことのように、これまでいつもずっとそうしてきたかのような自然な言い方で、
「ね、うちに寄って、アイスコーヒー飲んでく?」
と聞きました。
細い目を丸くして、あたしの顔を見る秀則くんの顔を覗き込むと、あたし満面の笑みを浮かべて、お道化てうんうんと何度もうなづいて見せました。
「――はい。」
やった――!
ドアを開けて彼を入れる前に、一応近所の人が見てないか周囲をささっと見渡したけど、仮に誰かと目が合ってても
、じゃあダメとはならなかったはずです。
まだ15才の秀則くん、結婚している女性の家に、他に誰もいない時に入って二人きりになるのはいかがなものか、なんて発想はないようです。
それとも、甘い誘惑を察して、誘惑に勝てなかったのかしら。
「氷、いる?」
冷蔵庫から冷たいミルクを出し、さっき買ってきたアイスコーヒーと半々でグラスに注ぎながら、ソファで緊張している秀則くんに聞きました。
「――いえ。」
あら、好みが合うわね。冷たすぎるのは好きじゃないんです。
並んでアイスカフェオレを飲みながらおしゃべりを続ける間も、秀則くん、あたしの太ももが気になってしかたがないようす。
だって、股下2~3センチのワンピで座ってるんですから、思春期の男の子には、いえ、おとんどの男性にとって、刺激は強いはず。
「ね、写真見る?」
秀則くんがうなづくと、うむを言わせず手を引いて立たせ、二人で2階に行きました。
じゃぁアルバム取ってくるね、と言わない段階で、大人同士だったら明らかに「あたしの部屋に行こう」という合図なんですけど、秀則くんには伝わってるのかしら。
夫婦の寝室に、秀則くんを―― お向かいに住む高校1年生の男の子を、入れました。
壁際の床に置かれた大きなクッションを見て、心なしか顔を紅潮させる秀則くん。
あたし、ベッドの横にある本棚からアルバムを取って開くと、1枚の写真を引き抜き、秀則くんに差し出しました。
「これ、あげる。」
昨日の夜に選んでおいた写真。主人と交際中だった時に海で撮った、ビキニ姿のあたし。25才ぐらいの時です。
真っ白い三角のビキニは、マイクロとは言えないけどやや小さめで、左右のカップの間にはピンクのヒモが2センチほど。背中と首へも、ピンクのヒモでつながってます。
ビキニパンティーも浅い三角で、両側は同じくピンクのヒモ。
その時よりは少しやせてるけど、おっぱいはすでに、堂々のEカップ。
秀則くん、写真を手に取って食い入るように見つめると、なんて言ってよいかわからず、しばらくすると「ありがとう」と小声でいいました。
あたし、窓の外を指さして言いました。
「ほら、秀則くんの部屋。」
彼は押し黙ったまま、紅い顔でうなづきました。
あたし、彼の上を抱えてまた肘におっぱいを押し当てると、小声で言いました。
「――ね、あたしのこと、怖いヘンタイおばさんだと思った?」
「――ううん。――それに―― おばさんじゃないし。」
「いい子ね。ありがと。」
もう後戻りできません。
「ね、秀則くん、あの後―― あたしが一人でするのを見たあと、秀則くんも、自分でしちゃった?」
「――うん。」
声がかすれてます。
「あたしのこと思い出して?」
「――うん。」
あたし、彼がかわいくて、かわいくて――
「ね、彼女いたことないってことは、キスしたこともないの?」
「――うん。」
「手をつないだことは?」
「――ないです。」
「ね、相手があたしみたいなおばさんでもいいから、エッチなことしてみたい?」
秀則くん、もう仮面みたいな固まった顔で、あたしの方を見て、小さくうなづきました。
「――じゃぁ、ゲームしよ。」
「ゲーム?」
「うん。秀則くんが勝ったら、すっごくエッチなこと、してあげる。」
「え、なんのゲームですか。」
あたし、腕組みをしてもったいをつけ、冗談めかした口調で言いました。
「出さずにガマンできるかなゲームよ。」
「――出さずに――?」
あたし、秀則くんをオカズにオナニーするようになってから、いくつかの妄想に憑りつかれていました。
その一つを、今どうしても実現させたくなったのです。
それも、最初じゃなきゃ、初めての時じゃなきゃ、意味が、淫らさが半減してしまう内容だと思ったんです。
「――今からね、また、あたしがオナニーをするとこを、見て欲しいの。ここで。目の前で。」
秀則くん、黙ったまま、夢中で聞いています。
「でもね、今度は、キミもオナニーするの。てゆうか、おちんちんを出して、指でさわるの。」
「――桃子さんも、見てるの?」
声がちょっと震えてる。かわいい。
「そうよ。あたしがオナニーする間、秀則くんもずっと、おちんちんをさわって、指を動かしてなきゃだめなの。上下に、ある程度速くよ。動きを止めたら負けです。そして―― そうね、10分。」
「――10分?」
「そう、10分でいいわ。ベッドの上にいるあたしから、目をそらしても負けよ。おちんちんから手を放したり、上下にさする動きを止めても、ダメ。そしてなにより――」
そう、ここが肝心です。
「射精しても、キミの負けです。」
あたし、両手首でバッテンを作って、笑顔で首をかしげました。
「――負けたら―― どうなるの?」
「キミは、どうもなりません。秀則くんには罰ゲームはないの。良い条件でしょ?」
「ほんとに?」
「そうね―― 罰と言えば、エッチなことをしてもらえないだけ。だからどう転んでも、とくじゃない?」
秀則くん、紅い顔で口が少し開いたまま、目が点になっています。
人前で、しかもあまり知らない近所のおばさんの前で下半身をさらすなんて、抵抗あるでしょうね。
あたし、ほとんどキスできるほど彼に近づいて、少し目を細め、懇願するような熱っぽい眼差しで、唇を突き出して、ささやきました。
「――でもね、もし10分間ガマンできたら、秀則くんを大人にしてあげる。」
「――お、大人――?」
「させてあげる、秀則くんがしてみたいこと。」
「――ほんとに?」
そうよ、秀則くん。
こんなにハッキリ誘惑しているのに。
でも、15才ってこんな反応の方が普通よね。待ってましたとばかりに押し倒されるんだったら、大人の男達と同じで、つまらないわ、きっと。
そう、なんでもしてあげる。
手でなんてあたりまえ。
フェラがどんなに気持ちいいか、教えてあげたい。
そのまま口の中で最後の一滴まで射精させてあげたいの。
そしてもちろん――
なんならゲームに負けたってしてあげるんだけど、もう、エロティックな妄想に憑りつかれてしまってたんです、あたし。
「――ね、いいでしょ?」
「――うん。」
あたし、床の上に置かれたクッションを指さしました。
この前自分がオナニーを秀則くんに見せつけた、あのクッションです。
「そこに座って、ズボンを下ろして、おちんちんを出して。あたしも、脱ぐから。」
秀則くん、高校の夏服のままなんです。白いワイシャツに、黒いズボン。おとなしく、言われたままに座る秀則くん。
自分からはしにくいだろうと、あたし、ベッドの脇に立つと、ミニのワンピースの裾を引っ張り上げ、純白の小さなパンティー丸出しのまま、片手を中へ入れて、ニップレスをはずしました。そして一気にワンピースを捲り上げて脱ぎ捨てると、茫然と見守る秀則くんを見つめました。
ハッと我に返った秀則くん、ベルトをはずすとズボンを膝まで下ろし、ストライプの入ったトランクスを丸出しにすると、クッションの上に座りました。
前かがみになったせいでぶるんぶるんとっ垂れ下がって揺れる乳房を見つめる秀則くんの視線を意識しながら、パンティーに手をかかて、片脚ずつするすると脱ぐと、あたし、生まれたままの姿で、ベッドの上に座ったのです。
さぁ、キミも出すのよ。
女のからだを知らない、15才の童貞のおちんちんを。
> ありがとうございます! 頑張って最後まで書こうと思います。
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