「ふう、あっつい。のぼせちゃったかな。」
美香は半渇きの髪をアップにし、全裸で浴室から出てきた。乳房はあくまでも小ぶり。大きな黒豆のような乳首は勃起し、何かのボタンのように膨らんでいる。リンスのいい香りがする中、美香の裸がやけにいやらしく見えた。リ
「シャンパン、冷えてるから飲む?」
そういうと、冷蔵庫に冷やしておいたシャンパンを開ける。グラスに注ぎ、僕に手渡すと、シャンパンを片手に全裸のまま窓際へ向かって歩きだす。美香のヒップは程よく発達しているせいで、歩くときはいつもモンローウォークのようにくねくねと歩く。美香は窓際にたちなから、ぼんやりと窓の外を眺めている。
「・・・・私達の関係って、このシャンパンの泡みたいなものよ。そのうち消えてなくなる。でも、この泡は存在する。幻ではないのよ。」
そう呟きながら、美香はシャンパンをぐいっと飲む。喉元が動き、傾けたグラスから滴が落ち、美香の胸にポトッと落ちる。空になったグラスをテーブルの上に置くと、美香はベッドに仰向けに横たわり、脚をぐっと広げる。
「来て」
美香は僕をベッドに誘う。ベッドサイドに電マとバイブレーターを置く。僕はまたあの柔らかくて、頭のネジが外れそうな夢の世界に飛び込んでいく。電マのスイッチを入れる。ブーンとした音が鳴る。僕はベッドサイドの明かりを半分だけ点け、部屋の電気を消した。電マをヌラヌラした赤い粘膜にそっとあてがう。
(・・・・・うっ、あっ、あっ、あああん、あっ、気持ちいいわ。もっとして)
(・・・・ねえ、イッちゃう、イク、イク、あっん、イグ~)
薄明かりの中、女は悦びの声をあげる。
*********
「待ってて。」
美香はトイレに入り、しばらくしてトイレから出てくると、浴室に入る。ベッドに滑り込みながら、
「まただわ。もう少し待ってて。」
そういうと、またトイレに入り、そして浴室に入る。10分ほど待って、ようやくシャワーの音が止まる。
「どう?」
「もう大丈夫そう。多分、全部出たと思う。もう出ないわ。」
***********
美香は四つん這いになり、お尻を自分の両手で広げる。2つの穴が目の前に見える。下の穴の入り口は僕のペニスの太さほどに開いている。そして、上の穴は静かに息づきながらその穴を閉じている。
「お尻の穴、キレイだよ」
「そこ舐めてくれる?」
僕はお尻の肉をさらに広げる。アナルがゆっくりと開いていき、あたかも菊門は自ら緊張をほどいていくようにみえる。顔を近づけると、ホテルのボディソープの強い香りがする。菊門の輪郭をなぞるように舌を這わせる。そして、舌先を尖らせ、アナルの中に舌先を潜り込ませると、中から鼻腔を刺激するメスの匂いがする。
「あっん、うっん。気持ちいい。」
甲高い声が部屋内に響く。親指で菊門のヒダをマッサージし、そして親指を突っ込む。アナルはなんなく親指をその根本まで咥えこむ。アナルの上の内壁を指先でガリガリと刺激すると、女の腰がピクピクと痙攣する。
上の穴に黄色の細いバイブをゆっくり入れる。最初こそほんの少し抵抗があったが、バイブの括れを飲み込むと、その後はほとんど抵抗なくバイブが入っていく。スイッチを入れるとバイブは淡い光りを放ちながら、女のアナルの中でくねくねと動き出す。バイブをゆっくりと出し入れしてあげる。すぐにバイブが白く泡立つ。アナルからは白い液体が漏れだし、その下の穴を濡らしていく。お尻はじわりと汗で濡れている。
「あっん、あっ。ここいいわ、とっても気持ちいい。抜くときが気持ちいいのよ、ここは。いいわよ。とってもいい。」
実際、美香のアナルはしっかりと開発を終えている。元彼の誰かにアナル調教されていて、緩くなっている。
美香は言った。
「特別よ。」
もう1つの黒いバイブをヴァギナへ挿入する。バイブを2/3ほど入れるとその先端がヴァギナの一番奥、子宮口へコツコツと当たる。2つのバイブが美香の2つの穴のなかで、うねうねと動きながら、目の前に差し出された僕の肉棒を咥える。
肉棒を美香の口から抜き、美香を顔の上に跨がせる。腰を持ち上げ、腰を浮かし、アナルには黄色のバイブを入れ、一方でヴァギナを舌先で愛撫する。先がくねくねと動くバイブを出し入れする。菊門の周りは白く泡立つ液体で縁取られ、バイブの出入りのたびに、クチュクチュとした淫靡な音をたてる。気持ちよさそうに美香は身体をよじりながら、その快感を全身で表現している。アナルに入ったバイブに電マで振動を与える。そして、ヴァギナのバイブを出し入れする。
「あっ、いい、いく、いく、いっく~」
美香は絶叫に近い声をあげ、絶頂に達した。
「これも使ってみてくれる?」
取り出したアナルビーズにたっぷりとローションを塗り、先から入れていく。5つの玉が女の身体の中へ入っていく。
「こうするんだよね」
ゆっくり、ゆっくりとビーズを穴から抜いていく。
この抜いていかれる時間が、まるで天国にいるような気分になるらしい。
「あっ…うっ…あっ…あっん」
ビーズがアナルの中のスポットの上を通るたびだろう。女はリズミカルに声をあげる。最後のビーズがスポッと音を立てて抜けると、女の身体は大きくのけ反った。
「もう一回入れて。これも使って。」
美香はバイブを手渡すと、ビーズの挿入を再度、要求する。ビーズに再度、ローションをたっぷりとつけて同じように入れていく。
「ねえ、これね。浣腸しとかないと大変なことになるのよ。最初は大変だったのよ。ふふっ、ごめんね。汚い話しして。ねえ、そろそろあなたの入れて。」
濡れて開いたピンクの割れ目へとペニスをあてがい、ゆっくりと上下させるとペニスの先端がヌプっと沈んでいく。ペニスの先端が暖かくなる
「あっ、太いわ。これがいい、出していいわよ。きて、ねえ、ついて、そこ。あああっん」
「出していいの?」
「・・・・いいわよ。出しても、今日は赤ちゃんできないから。」
「・・・・・あっあぅ」
*********
「初めてだよ。ここで射精するの。」
「あなたも色々な経験をしたらいいわ。私みたいに。でも、今日のこともすぐ忘れていくのよ。」
女はいつも、過去のことがいつも消しゴムで真っ白に消されていくような不思議な言い方をする。
「なぜ、そんな言い方するの?忘れられない過去だってあるだろ?」
「全部、覚えてるわ。はっきりとね。私が言いたいのはね。温もり。あなたが今日のことを思い出しても、私はそこにはもういない。そのとき、あなたの指でオナニーしても、それはあなたの指なの。私の指じゃない・・・・・逆もそうよ。今日の夜を思い出して、身体が熱くなる…オナニーするでしょ。でも、この指は今日のあなたの指ではない・・・そういうことを繰り返しながら過去を忘れていくの。あなたの指の形、ペニスの形。 そして、その人の温もりを忘れていくの。・・・・もういいやん。そんなことより、私を今、楽しませてください。」
・・・来て
美香は窓際に僕を連れていく。
「ここから見える灯りの中で、どれだけの男女が身体を重ねてると思う?答えは無数よ。 セックスなんて特別なことでも何でもないの。皆、息をするようにセックスしてるの。でも、あなたと私はある世界の中で特別な時間を過ごしている…あなたと私の時間…今のこの時間は、他の人が過ごしている違う空間の中で流れているのよ。二人にとっては唯一無二のセックスだと思ったら楽しめるでしょ。
***********
「あっん、良かったわ。あなたって最高よ。」
「そのセリフ、いつも抱かれた男に言ってるんだろ。」
「ふふっ、そうね、そういうと男は喜ぶから……ねえ、あなたの話も聞かせてよ。」
「いいよ。もう一回した後でね」
女の身体がベッドに沈みこんでいく。軋むベッド。白いシーツのところどころに二人の汗と愛液、ローション、そして精液の染み後がついている。部屋の温度は2,3度高くなっているのか、美香は汗だくになりながら、悦びの声を上げ、僕の上で跳ね返る。
(続)
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