集会所を出て、いつもの場所に向かう。昼間は目立つから決して近所では会わないけど、夜に会うときは会う場所を決めている。集会所から歩いて10分。人気のない、人目に付かないような駐車場。暗がりの中、1台の黒い車にはエンジンがかかっていて、マフラーから白い息をはいている。車のナンバーを確かめ、何も言わず、車の助手席のドアを開け、すっと車に乗り込む。車の中に流れる暖かい空気がふっと頬に触れる。銀色のビスの付いた黒い鞄を膝の上に置いた瞬間、ふっと身体が軽くなった気がした。運転席へと身体がよじれ、彼に抱きすくめられる。唇と唇が重なりあう。いつもよりも荒々しく唇を重ねてくる。抱き締めてくれる腕の力強さも感じる。
「喪服のあなたってキレイだ。興奮するよ。大川さん…ホテルまで我慢できない」
彼の唇が耳元を掠める。鼻息が段々と荒くなっていくのが分かる。彼の指がスカートの裾にかかり、スカートをまくりあげられる。すばやく彼はパンストをするりと膝下まで下げる。そしてパンティの中に指先を潜り込ませ、彼の指先がオマンコの割れ目にすぐに潜り込んでくる。彼の指先の動きが段々と早くなり、既にたっぷりと濡れたオマンコの中をかき混ぜるクチュクチュとした水音が聞こえる。
「ねえ…あっん、あっ、あっあ…ねえ…あ~~ん、ここでするの?」
「ここで一発しようや」
「ホテルはいかないの?」
「明日、行こうや…葬式終わった後、どう?」
「無理やて。主人いてるし。」
「なら、ここでしようや」
(続)
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