この遊びが始まったころ、妻の返事は、ほとんどがオウム返しだった。
けれど俺の言葉は 当然だが俺の願望そのものであり、それが妻の声で再生されるだけで興奮した。
そして何度も、何か月も、何年も・・・俺の変態行為に ずっと付き合ってくれる妻の言葉は、最近では俺の妄想を追い越しそうなほど進化していた。
俺の放った言葉とは違う表現での返事や、俺の言葉への付け足し、シチュエーションの違い・・・
そうされると、すぐに射精してしまいそうなほど興奮する自分がいた。
妻はそんな俺のために、さらに言葉をエスカレートさせてくれる。
「服は脱がされたのか?」
「・・・自分で脱いだわ・・・そうしろって・・・自分で準備しろって言われて・・・」
「準備・・・まるで、精液を出すための奴隷だな・・・」
「・・・そうね・・・精液を出すための・・・性欲処理のための奴隷・・・」
「あぁ・・・美咲・・・」
「私は、あの人の精液を出すための道具なの・・・」
妻は俺の言葉だけじゃなく、自分の言葉にも興奮を高めているようだった。
クリトリスを弄る指が、さらに激しく動いていく。
クチュクチュという卑猥な音が、静かな寝室に響いている。
「んっ・・・あぁ・・・ダメ・・・・・いきそう・・・」
「・・・イク時は、なんて言うんだ?・・・それも教えられたんだろう?」
「あ・・・・んん・・・逝きます・・・淫乱なマンコが逝きます・・・あ・・・」
妻を見つめながら、カラカラになった喉で空気を飲み込んだ。
白い肌が高揚し、うっすらと汗ばんでいる。
アイマスクに隠れた瞳が、俺ではなく妄想の中の吉崎を見つめているような気分になっていた。
「アァッ・・・アッ・・・イクッ・・・逝きます・・・淫乱なマンコが逝きます・・・あ・・・アァァッ!」
※元投稿はこちら >>