風呂から出た俺達三人は温泉組合の理事長と会った。
理事長は温泉旅館とストリップ劇場等を経営しているこの温泉街の有力者である。
俺達が泊まっている温泉旅館も理事長が経営する旅館だった。
理事長と食事をしながらの仕事の話しとなった。
妻の仁美の仕事は裏風俗等の情報収集から始まる。
その為に地元の有力者からの情報収集が必要なのだ。
裏風俗の情報を教える理事長側にもこの温泉街のお客さんが増えるメリットがあり、妻の仁美の方も雑誌が売れるのである。
最近は仁美の取材記事等も有料でネットで読むことも出来るのだ。
仁美はちょっとした人気で理事長側からの取材要請だったのだ。
今回の俺の方の仕事は理事長の経営する旅館と、ストリップ劇場のホームページの作成とネット広告の仕事だった。
妻の仁美の方はストリップ劇場の取材と、裏風俗の方は深夜の混浴温泉の取材だった。
俺達は理事長の案内でストリップ劇場に入った。
平日にも関わらずで沢山のお客さんで賑わっていた。
理事長の話しによると「昔はこの温泉街にも3件のストリップ劇場があって沢山のお客さんで賑わっていたのですが、ネット等の影響で客の入りも悪くて2件の劇場は閉館してしまいました」と寂しそうに話していました。
俺が「でも此の劇場は頑張っていますね」
すると理事長が「ちょっとした工夫です。カップルのお客さんにはカップル席があり、イチャイチャしながらストリップショーを見ることもできます。更に隣接している所にバーを設けてダンサーとお酒を呑みながらイチャイチャもできます」と言って笑っていた。
夜の1回目のショーが終わったので前列の席が空いたので前列の席に座った。
理事長が「今夜のショーは素人大会なので、仁美さんも出演してみますか?」と声をかけたのだ。
すると仁美は「はい、体験してみたいです」と言うと、理事長は仁美を連れて控え室の方に入った。
理事長が戻ってきて「仁美さんは素敵な奥さんですね御主人が羨ましい、今夜は仁美さんの出演で劇場も賑わいます」と言って嬉しそうだった。
そしてショーが始まり最初は出演者の全員のパラパラ踊りだった。
素人らしさを強調する為にマスクを付けたり、アイマスクのような仮面を付けたりして、ステージに出てきたのだ。
それぞれ、ランジェリー姿や上下のセクシー下着姿等で出てきてパラパラを踊り始めた。
そしてリーダと思われるダンサーが、マイクを持って一人ずつ紹介していった。
最後が妻の仁美で「新人の人妻ダンサーの仁美嬢です」と紹介された。
仁美は普通のマスクで白の上下の普通の下着姿だった。
俺はドキドキしながらステージを仁美を見ていた。
続きます。
※元投稿はこちら >>