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「素敵だったよ。有香」
有香は少し息を切らしながら天井を見つめる。
「私もよ。すっごく気持ち良かった。エッチ上手いのね。3回もイッちゃた。」
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2年間もバドミントンをすると、知らずと体力がついている。お互い体力には自信あるので、セックスも1年前よりも激しくなってきている。最初は恥じらいながらのセックスだった。最初こそ戸惑いや恥じらいこそみせるが、長続きはしない。解放されたとき、女は男よりもエロになる。
「フェラって不得意」と有香は言っていた。
「ふふふっ、、なんだか見られながらって恥ずかしいわ」
「やだ、、恥ずかしい」
フェラのときも、ときおり笑うことがある。セックスの最中も、身体をピクンピクンと仰け反らせながら喘ぎ声も控えめであった。
「イクときの顔、、見られるの嫌だ」
そういって、いつも両手で僕の顔を隠していた。それが、逢瀬を重ねるごとに、だんだんと有香にもセックスに対する恥じらいがなくなった。最近は有香から、
「こうしてほしい」とか、「これしてあげる」といったセックスに対する積極的な姿勢も見られる。恥じらいの無くなった女はすごい。有香のフェラチオが激しくなっている。彼女の膣内の次に感度の髙いクリトリスを吸いながら69するときは、鳴き声のように喘ぎながら、美味しそうに唇を激しくピストンさせる。激しめのセックスが終わった後は、心を静かにさせるため、いつもクラシックをスマホ動画で聞くことにしている。
「今日は何がいい?リクエストある?」
僕が聞くと、決まって「何でもいいわよ」と言う。
セレクションのセンスを試されているようでとっても楽しい。
「じゃあ、これにする」
マルタ・アルゲリッチの「ショパン・ソナタ3番」を選ぶ。有香が胸に顔を埋めてくる。
「いいよね。ちょっと見せて…うんうん、最近の動画ね。マルタってもうおばあちゃんよね…でもすごいわ…
この年でこの難しい曲、凄く上手く弾けるんたもの。天才よね。勉強したわね…
一くん。この前、ミケランジェリの話したわよね。それ繋がりね」
「そう、その通り」
有香の髪をかきあげる。ふわっとした感触といつものいい薫りが鼻をくすぐる。
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「最近、すごいエッチが積極的だね。いいよ、凄く」
有香にそっと囁く。それには有香は「うん」というだけで答えず、僕の太ももを触っている。太ももの内側を触る指先がチョロチョロと動きながら、下へ動き、ぺニスを包み込む。
「まだ、こんなに固いの?すごいわね」
そう言いながら、ぺニスをしごき始めた。
「もう一回する?」と僕が聞くと、 「先っちょだけ少しだけ入れてくれる?」
有香のバックから指先を割れ目に這わせる。まだ濡れて暖かい。 少しだけ先を入れる。
「あっ、ううん」という軽い吐息が漏れる。
「ねえ、このままにしていられる?これが凄くいいの。なんだかとっても安心するの」
そう言ってまた目を閉じる。
「最近、旦那とはどうなの?」
旦那のことなんて特に気にはらないが、一応、聞いてみた。乳房を揉みながら少しだけ深くぺニスを入れる。
「ううん、待って。そのまま。そのままよ…………最近…?前とは違うの。してるけど…まあ、いいやん。旦那のことは」
「何?どうしたん?」といいながら、ヒップを横に大きく開くと同時にぺニスのピストンを始める。
「あああん、ダメだって…まって、いいっ…待ってて…ねえ」
有香は振り向き僕にキスをすると、
「旦那のことはいいんだって…それよりも、お風呂入ろうよ」
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「先に行っといて、、後でいくから」
ペニスを丁寧に洗い、お湯を張った湯舟に浸かる。浴槽の天井を見上げながら、有香という女を抱いた満足感に浸る。汗をかき、少し気だるい疲れた後のお湯の温かさが気持ちいい。カチャと浴槽の扉が開き、髪の毛を後ろで括り、アップにした有香が入ってくる。顔は上気していて頬のあたりが薄くピンクに染まっている。細身の身体にCカップのバストなのでウェストが程よく括れて見える。ヒップも肉付きがよく、何よりもヒップから太ももにかけてのラインが美しい。
「きれいな身体だ」
思わず呟く。乳首がツンと上に向けて立っているのが分かる。この光景、この明かりの中で見渡す有香の全身像がたまらなく好きで好きで仕方がない。自分のペニスがまたもや大きくなるのが分かる。僕は浴槽を出ると、有香を思いっきり抱きしめた。有香の手が僕の腰に回る。しばらく抱きしめたまま時間が過ぎる。
「愛してるよ、有香」
「愛してるの?その言葉、嘘でも嬉しいわ。ぎゅっとして。暖かい、、この感じ、、安心する。」
そういいながら、有香の手が僕の股間にそっと触れる。
「元気ね、、もう勃ってる、、」
僕はゆっくりと乳房を揉み上げると、乳首を口に頬張り、そして舌で転がしてあげる。
「んん、あああん」。
僕の肩にのせた有香の手に力が入る。乳首もこの女は感度がとても高い。セックスの後だけに、より感度も増しているようだ。片足を浴槽の縁にのせ、薄っすらとした陰毛の下のぷっくらとしたお饅頭のような二つの小山を指で押し広げると、中にピンクの襞のようなものが見える。襞の上には赤く勃起したクリトリスが顔をのぞかせている。襞めがけて、下からシャワーの温水をあてる。ラブホテルのシャワーは大概は細くて強い温水がシャワー口から出る。ピンクの肉壁の気持ちのいい部分に温水が当たっているのだろう。有香は眉間に皺をよせ、快感に背中が仰け反り始める。喘ぎ声もだんだんと大きくなってきている。クリトリスにボディソープの泡をつけて、優しく指でマッサージしてあげる。そして、シャワーの温水をクリトリスに当てると、「ああん、、はあん、あっ、ああっ」という声が漏れる。クリトリスを優しく嘗め回す。ほとんど絶叫に近い喘ぎ声を上げているので、有香のオーガニズムが近いのが分かる。クリトリスを吸い続けながら、割れ目の中に指を差し入れる。中指と人差し指を交差させ、二本指でヴァギナをかき回す。
「ああん、、だめ、、だめ、、ううん、いいいいい」といいながら、ピクピクと腰を動かし、背中を仰け反らせると、有香は僕の身体にしなだれかかってきた。
「イッったの?」
「うん、、イった。一くん、愛してる。」
(続)
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