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顔を押し当てた胸からは海水とウェットスーツのゴムの匂いが混じった匂いがする。激しく下から突き上げられ、そして激しく腰が回転する。頭が左右に揺れる。ピチャピチャと音がする。ペニスで密壺の中をかき回され、漏れ出た愛液がペニスと奏でる音。
「はあはあ、、」
Jの荒い息遣いが耳元で聞こえる。それを聞くと、たまらなく熱くなる。疼くの。
「声が出そう。誰もいないかな?今もういいかな?Jくん、、いいかな?声だしても」
と心の中で叫びながら、唇で塞がれた唇から今にも破裂音のように声が漏れそうになる。唇が離れ、舌を絡ませられると、思わず声が出そうになる。手で口を塞がれる。なんだか、レイプされてる気分。でも、これは私も望んだことなの。Jはそろそろ絶頂を迎えようとし、ペニスの動きが激しくなり、挿入深度もぐっと深くなった。
「美香、、美香のおま×こ、最高だよ。締まるよ、、おま×こが咥えてる。どう俺のあれは、、気持ちいい?、、、出るよ、いい、出すよ」
「だめ、中はだめ、、口に出して、お願い。」
ペニスの先端がバイブレーターのようにくねくねと動く。陰茎が少し太くなった感じがした瞬間、縛りから解放されたように、
「あああああっつ、Jくん、イク、イク~~うっん」と叫んでた。
暖かいモノが口の中に広がる。舌の上でトロリとしたものがウネウネしている。初めての感触だった。
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「このときは飲んだの?」。
「いや、飲んでいいか分からなくて、吐き出しちゃった。」。
「ここからスタートしてるんだね、、美香さん、本当に口の中で出されるの好きだよな。それに、今では美味しいって味わってるし」。
「もし飲み込んでたら、多分、海の水みたいにしょっぱかったかもね、、だってダイバーだもん。ふふっ」
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僕は美香の持ってきた4枚の写真を、「これがこっちで、これはこっち」と言いながらベッドの上に並べると、
「このときにね、グアムでね~、、この唇がね~、、く~たまりませんな~、想像すると。ところでどうなったの?それから。日本で会ったの?」
「会ったわ。このときぐらいのときね。半年ぐらいで別れちゃったけど」と白衣を着た写真を指さしながら答えた。
「別れた理由?。。。。それはね、日本で見るのとグアムで見るので全然違って見えたの。日本で会ったとき、びっくりするくらい真っ白だったの。笑っちゃうぐらい。それで冷めちゃった。あのときはカッコよかったのにな~。やっぱり海外旅行のこういう思い出って、そこに置いてくるものね。」
「Jくんとの2ショット写真とかって残ってないの?」
「グアムの海に全部流してきた、、、って嘘よ。
パパに見つかると、多分ヤキモチやくから、全部実家に置いてあるわ。そのときとった8ミリテープもね」
(終)
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