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黒のブラジャーをはずされ、平島さんは私の乳房にしゃぶりつく。小さな乳房をもまれ、乳房の先端の敏感なお豆を舌で吸われる。
黒パンストの中、そしてパンティの中へ手を差し入れ、また、アソコを指でいじり始める。二本の指が出し入れされるたびにクチュクチュとした淫靡な水音が響く。
指のピストンの動きが早くなるにつれて、私の喘ぎ声のトーンが上がっていく。
四つん這いにさせられる。また、平島さんの舌が私のアソコに吸い付く。
愛撫が激しくなり、アソコからは滝のように愛液が溢れだし、恥ずかしいシミをパンストに作る。
私は寝転んだまま。平島さんがぺニスを私の口元へ持ってくる。
起き上がり、平島さんのモノをたっぷりと口に含む。唾液を肉棒の周りに塗るように、私の舌は平島さんのぺニスを愛撫してあげる。肉付きのいい唇でカリ首を舐めてあげる。
ここが一番気持ちいいって知っているわ。
平島さんを少し突き飛ばすように畳の上へ寝かせると、
「私も気持ちよくさせて」
私はパンストを片足だけ脱ぐと、平島さんの顔を跨ぎ、アソコが良く見えるように平島さんの顔の前に持っていく。
平島さんの舌がチロチロとアソコを舐める。女性上位のクンニスタイル。薄めの陰毛の下で蜜でコーティングされた光る陰唇で平島さんの口を塞ぐ。
平島さんは舌を精一杯伸ばして割れ目から溢れる愛液を音をたてて吸いながら、粘膜を舐め、ときおりクリを舌で弾く。
「あっん、そこ、感じるわ、いっぱい舐めてください」
そして、私は四つん這いにさせられると、平島さんは私の唾液でヌルヌルになったぺニスを自分の手でしごきながら、ぺニスをヴァギナにあてがうと、バックからインサートする。
ピストンの動きに合わせ、私は喘ぎ声を漏らす。
「あっ、あっ、はっはっ、あっあっ」
「奥さん、いいだろう」
体位を入れ替え、横に寝かされた状態でバックからインサート。
「奥さん、いいよ。奥さん、たまんないでしょう、そんなに声だしちゃって」
座布団を引き、その上に寝かされると、正常位でインサート。
「奥さん、入ってるとこ丸見えだよ。触ってみるかい?」
平島さんは私の手をとり、膣口近くで出入りしているぺニスを触らせる。
「いやん。いやらしくて。いいわ」
片方の足はパンストを履いたまま。M時開脚させられ、私の内股を閉じ開きしながら、ぺニスをしゃくるように突き動かす。
「ああっ、すごい、いやらしくて頭へんになりそう」
公民館の和室はクーラーが効いていないようにムッとした熱気に包まれていて、二人とも首筋に玉の汗をかいている。
ぺニスは濃厚な粘り気をもった膣壁を擦りながら出し入れされる。
お互いキスをし、性器同士が交わる場所にお互い目を落としながら、身も心も一つに溶けあってしまいそうな気分になる。
私の艶声が和室の暗闇の空気を揺らす。
「あっん、平島さん。」
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長い時間だったのか、短い時間だったのか。わからない。
暗闇にすっかり目は慣れていた。私はテーブルの上に置いたピアスと真珠のネックレスをつける。
隣ではカチャカチャとベルトを締める音がする。
「今日はご主人は?」
「たぶんまだ仕事中です。じゃなければ、こうやって会えないですよ」
「そうか…たまにはお会いしたいもんだ。」
「主人は寄合みたいなのが苦手みたいです。それにお酒も強くないですから。でも、明日のお葬式には顔を出すみたいです」
「また、明日もあなたの喪服姿見れるんだな。」
「あんまりジロジロみないでくださいね。恥ずかしいですから」
そのとき、廊下の窓がガタっと鳴った。
一瞬、冷やっとし、動きを止めて耳をすませる。
そっと障子を開け、様子を伺うが、どうやら外は少し風が強く吹いているよう。
平島さんが先に出る。平島さんを影から見送ると、私は後に公民館を後にする。
夏だというのに外の風はひんやりしていて気持ちよかった。
(終)
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