別の日。
アブノーマルなセックスへの欲求が強くなったのはいつからだろう?
アナルセックスはアブノーマル?そうだと思う。ソフトSMは?アブノーマル?
わからないわ。
女子大学の時に付き合った彼からアナルを調教された。それは単なる遊びに過ぎなかったけど、アナルは私にとって、第二の快楽の穴へと変わった。単なる排泄器官にしか過ぎなかったアナル。そこへの弄びは痛みから、徐々に、そして確実に快感へと変わっていった。
男はいつもお昼前の決まった時間に私の家へやって来て、3時間ほど私の身体を楽しみ、満足した後に帰っていく。
医師である私の主人はこれまで一度も仕事を休んだことはない。そして、仕事に出掛ければ、半ドンの日を除いては、夜にならないと帰宅はしない。昼に帰ってきたことなんて、この長い夫婦生活の中で一度もない。だから、間違いのない曜日と時間を選びさえすらば、男が来ることは絶対に主人にバレることはない。
主人が家を出た後は必ずセコムのセキュリティシステムを作動させる。それを切らないと自宅に入れないので、万が一、帰ってきたとしても、「セコム、切っておいてくれ」と帰る前に電話がある。
今日も勿論、こんな時間に主人が帰ってくる心配はない。薄く化粧をして男の来るのを楽しみに待つ。
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男はいつものバッグの中から、いつもの丸見え拘束具とは違うバイブホルダーベルトのついた拘束具を取り出す。それをはめられ、私はベッドの上で四つん這いになる。拘束具にはリングがついていて、アナルの位置にリングがくるようになっている。
「これも丸見えになるな。アソコ開いてるよ……いい眺めだ……ここに塗ってあげるね」
先輩は肌にひんやりとするクリームをアナルへ塗りつけてくる。
(このクリーム、塗ったら変な感じになるのよね)
この媚薬である催淫クリームの効果を感じている私は、塗った後にやってくる強い愉悦を思い出す。おもわずお尻がピックと小刻みに揺れる。
「いつ見ても綺麗なお尻だね。感度もばっちりだし。美香って本当に着やせするんだな。
「ジーパン越しにはそんなに大きくは見えないんだけど、こうやって生で見ると……いいね。こんなに厭らしい肉をムッチリとつけて」
先輩はいつものように指先でアナルの内側にもクリームを塗りこみ、アナルが終わるとオマンコへもしっかりと塗り込み始める。
(うっ……きた……うっつ……お尻が……なんだか痒いわ……)
クリームのついた指がオマンコのビラビラを撫でまわしている時、すでにアナルの辺りはむず痒さの感覚が始まり、その間隔は徐々に短くなってくる。ムズムズする感覚に私はお尻をもちあげクネクネと動かす。
「変な感じになってきた?」
「うん……かゆいわ」
「それじゃあ、中のほうを掻いてあげるよ」
先輩はビラビラを撫でまわしていた指を割れ目へと差し込みながら、グーッとアナルのほうへ指先を滑らせていく。指先が痒みでヒクついているアナルの窄まりを捉えると、グッと裏の穴の中へ指先をめり込ませる。
「んあぁぁ……あああっつ」
痒みに疼いていたアナルの中を指の腹で擦られる。本当に気持ちいい。身体が歓喜に震える。痒みの範囲はお尻へと広がっていく。痒悦感……なかなか味わえない刺激に身体全体が蕩けていきそうになる。
拘束具のリングを通してアナルに突き入れた指が深く入り込み、中でクイクイと動きながら、痒みの箇所に心地よい刺激を送り込んでいく。
(ああ……だめっ……た、堪んない……)
先輩の指はアナルだけを責めているにもかかわらず、オマンコは熱くなり、すでに大量の愛液で満たされている。触れられてもいない乳房、そしてその先端は固くとがって勃起し、ジンジンともどかしいほど疼きたっている。
「美香……今日はこれでいこうか?ウンチはいつしたの?」
「今日の朝。それからちゃんと自分で確かめたから大丈夫よ……でも、もし汚くなったら浣腸してくれる?」
先輩が手にしたのは、紫色の大小のパールが連なるアナルパール。しかも電動。その先端を私のアナルへとあてがうと、ゆっくりと挿入していく。プクプクと変な音を立てながら、1個、そしてまた1個とパールが埋め込まれていく。
「あ、ああっ……んあっ……」
裏の穴へと入ってくるパールが徐々に大きくなってくる。それにつれて、アナルの中の壁は自発的に収縮運動を始めた。
(ああぁぁ……ど、どうして……こんな……き、気持ちいい……)
長めのアナルパールの全てがアナル内に埋め込まれた。先輩は取っ手部分にあるスイッチをオンにするとヴイーン、ヴイーンという機械音を立てながら、
アナルの中でパールが振動しはじめる。それを先輩は小さな円を描くように動かしていく。
「あっ、はあぁぁ……うっ……だめっ……ひッ」
(続)
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