『お~いいねぇ、変態おばさん運転手さん、次は終点だね。
二人っきりだし、マイクのスイッチを入れて、おばさんの変態ぶりをしっかり聞かせてよ!』
あっっん…
『本日は変態バスにご乗車いただきありがとうございます。次は終点…あっっん、気持ちいいっです。
お客様に愛撫されて…私…河上景子は終点までに逝きそうでございます!』
思いっきり、はしたない車内アナウンスが流れてしまった。
『いいねぇ~河上景子さん、終点のバス停は「あっっん、気持ちいい」ってバス停なのかな。
ほらほら~変態らしくアヘ顔でしっかり前を向いて安全運転してくださいよっ』
あぁ~あり得ないシチュエーションで私の興奮はMAXに達してしまった。
『お…お客様っ、イっ…イキますっ!』
車内に響き渡ってしまった。
そして、バスは終点に到着した。
『おばさん、僕、楽しかったです!』
痴漢の犯人は、まだあどけない高校生だった。
『私も…』
それ以上は何も言えなかった。ドアを閉めようとしていると…
『降ります!』
はっ!?えっ!?まだ、だれか乗っていたの!?
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