「はあっ、気持ちよかった」
濡れた髪の毛をドライヤーで乾かし終えた頃、朝陽くんは浴室から出てきた。
「拭いてあげるね」
私は朝陽くんの身体を足先までバスタオルで拭いてあげる。マッチョというのとは違い、贅肉のない細身の均整の取れた身体はバネのように弾けそうだし、それだけでも見ていて楽しくなってくる。
「すっごい…ねえ…ふふっ、また勃ってるよ…ここもキレイに拭いておかないとね…うっん、いい匂いしてる」
ビンと真っ直ぐ前を向く固くなったオチンチンにそっとキスをする。まるで物干し竿のようなオチンチンの薄膜は透けて、その下の脈打つ血管をくっきりと浮き立たせている。下から手をあてがいオチンチンを口へと誘う。
「続きはベッドでしよう…ねっ」
私はコクッと喉を鳴らした。
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「あうっ、いい、あああん、、きいい、いっく~、いいい~」
ベッドが激しく揺れ、シーツのこすれる音に交じって、ベッドの軋みの音がはっきりと耳元に届く。4本の脚同士が絡み合う。若さ弾ける朝陽くんに、この年齢で交わる私はまるで盛のついた雌猫のようね。獣どうしが交わるような強烈なセックスに私の息は上がり、息苦しさすら覚えている。
朝陽くんは私の足を片方ずつとって肩にかけた。
「オチンチン、背中まで突き抜けそう…ふう、いいわ、ねえ…途中でやめないでね…終わりたくなったら私から言うから…お願い」
朝陽くんの腰がグネグネと動き、丸く弧を描きながら、私は揺すりあげられる。思わず絶叫してしまった。肩にかけていた私の足を下ろすと、朝陽くんの腰の動きは大きく強くなり、まるでラストスパートに入ったときのようだった。
「あう…いい、あああん、んん、あっ、あっ」
私の身体はベッドの上で揺れに揺れている。オチンチンの突き上げがお腹まで響き、腰を串刺しにされている気がする。私は意図もせず泣いてしまったよう。目の前がぼんやりと涙で霞んだ。
「お義母さん…気持ちいいですか?…また…言っても…好きです」
身体を朝陽くんはグイと浮かせると、私の身体が壊れるかと思えるぐらい、オマンコへと向けて腰を打ち付けた。私の細い肩先には玉の汗が滲んでいる。オチンチンはまたしても根本まで私の身体へと食い込み、オチンチンがピッタリとおさまったオマンコは締まりを続けながら、若々しいエキスを吸い付くそうとしている。熱をもったオチンチンは、だらだらと涎をたらしながら、ずんずんとオマンコの奥深くへと突きささっいく。そのまま、私は腰を沈めながらその欲望を胎内へと埋めていく。
「あっん、、あっ、ううっん」
ぐぷっ、と音と共に勢い良くオチンチンはオマンコを犯していく。柔らかい肉壁はオチンチンを締め付けながら、絡み付き、うねうねと蠕動する。オチンチンは奥深くまで突き刺さり、オマンコの奥まで埋め尽くす。
「あっ、もっと、ついて、いっぱい動いて…お願い、ついて、あっ!あああん、」
どくどくと脈打ちながらオチンチンは深いところへと突き刺さり、私はゆっくりと腰を動かす。朝陽くんは私の声に呼応しつつ、腰を動かす。お尻を鷲掴みにされ、腰を押さえつけられ、若くて力強い動きを感じる度にオマンコの内側がきゅっと締め付けていく。
「あああん、あっ、ひい、あっ」
乳房を揉みし抱く彼の手のひらに自分の手を重ねて、そこを二人で揉み始める。ぎこちなく触れる朝陽くんの触れかたがなんとなくもどかしくて、
「そうじゃないの、あっ、そこをもっと」
やがて、理解してくれたのか、朝陽くんの方から絞るような手つきで乳房を弄んでくれはじめる。
「そう、そっ、気持ちいい、乳首も…もっと触って」
彼の舌先が乳首をつまみあげ、その全体を口へと含むと、きゅっと吸い上げてくる。ジンジンと痺れた乳房の先の突起は、さらにコリコリと固くなっていく。キツツキのように尖らせた舌先で敏感になった乳首をつつかれると、背中は弓反りになる。朝陽くんは、私の小さな胸に吸い付きながら、一心不乱に腰を付いてくる。
「いくっわ。だめ。もう、ひぃつ、あっ、もっと、もっとぉぉ」
ずんずんとオマンコを穿たれながら、私は赤子のように私の乳房にすいつく朝陽くんの顔を胸にだきよせた。彼の舌先が唇の奥へと入っていく。私はかれの舌根まで愛撫するように、そんなキスを繰り返しながら、身体の痺れた感覚と共に絶頂へと近づいていく。
「あっー、うううっ、はあっ、あっ、あああん、」
うめき声をあげながら、ピストンのスピードをあげる朝陽くんの腰を受け止める。
「うっ、出る」
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時計の針は15時を示している。二人の時間を楽しんで、少しだけ予定をオーバーした。
服を着ていると、だんだんと現実世界へと戻っていく。でも、家に帰れば朝陽くんはいる。夕御飯のときには目の前に座ってご飯を食べている。一旦、切れるはずの時間の糸は繋がったまま、二人の時間を刻む捻れた時計は止まることなく時を刻んでいく。
なんだか不思議な感覚がする。家に帰れば何事もなかったかのような日常が待っている。まあちゃんの前で二人は普段通りの会話をするだけで、何事もないことになる。ただ、私のアソコには朝陽くんのオチンチンの鋳型が入っているかのように、その形、大きさの記憶が刻み込まれている。朝陽くんとのセックスは本当に素晴らしいものです。何もない、何もできない日が続くとオチンチンが欲しくなる。そのときは思わず自分で自分を慰めてしまう。
秘密の逢瀬は時間が許す限り続けていく。
車は来た道と同じ道を帰っていく。国道沿いの海は来たときよりも日差しを強く跳ね返し、海面は光を反射しキラキラと美しく輝いている。
…海はこんなに純粋でキレイなのにね…私は汚れている。
最初に車に乗った場所に到着する。
「ここで降ろして。ここから歩いて帰るから。朝陽くんはどうするの?これから」
「適当に時間をつぶしてから家に帰ります。」
「そう、ぜひそうしてね。今日はありがとう。またね」
私は朝陽くんにサヨナラを告げると、車から降りる。会ってセックスするごとに激しさ、気持ちよさが増してきている。そこに何だか不思議な感覚を覚えた。
・・・まだまだこれからが楽しみ、ってことかしら?
いつものことだけど、セックスが終わっても、しばらくはまだアソコにオチンチンが入っている感触がある。年齢を重ねたせいか、最近、少しだけ性交痛を感じるようになってきた。途中も感じたけど、それも快感の波の中へとそのうち消えていく。
今、性器同士が擦れあったエロティックな粘膜が少しだけ痛い。私は少し内股になりながら、まあちゃんの待つ家へとゆっくりと歩き始めた。
(終)
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