コンコンコン…
ほどよくクーラーの効いた部屋の中で、包丁がまな板を叩く音がリズミカルに響く。
まあちゃんたちが寝静まるのを待って、私はキッチンに立つ。断酒していた朝陽くんも、今日からお酒を解禁にするらしいので、朝陽くんの晩酌にお付き合いしようと思って、冷蔵庫にあったイカで二人分の簡単なお酒のツマミを作った。
「寝る前に映画でも見ませんか?」と朝陽くんに誘われた。朝陽くんは私に背中を向けて、借りて来てくれたDVDの映画を見初めている。少し部屋が薄暗いので、彼の顔が映画の映像に呼応して青や赤に点滅している。
お酒のツマミが出来上がり、それを小皿に盛り付けテーブルへと運ぶ。
「あっ、お義母さん、わざわざありがとうございます。僕、お義母さんの作るオツマミが好きなんですよ。前も作ってくれたでしょ。それからなんです。」
朝陽くんは冷蔵庫から冷えたビールと、私のために買ってくれた冷えた梅酒を持ってきてくれた。
「明日は休みでしょ。お酒付き合うわよ。でも、あんまり飲めないけどね。」
「お義母さん、改めてお礼を言います。ありがとうございます。それじゃあ、乾杯しましょう」
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夜が静かに更けていく。まあちゃんたちの部屋からは物音一つ聞こえない。朝陽くんも私もお酒には強くないので、ほんの少しだけのつもりが、酔いの回るのが早い気がする。テレビから流れてくるサスペンス映画もそろそろエンディングに近づく。
ふと考える。朝陽くんが今、いったい何を考えているのか、私にはわからない。また私に関係を迫ることを考えているのだろうか?
「映画、もうそろそろ終わりね。面白かった?」
私はそういいながら、テーブルの梅酒缶を右手でくるくると回しながら、テーブルの上に左手を置く。すると、朝陽くんの右手が私の左手の上にそっと置かれる。私はこうなることを予想してたかのように、抗う様子もみせず、彼の手をぐっと握り返した。
「お義母さん…今からいいですか?」
彼と視線が合う。彼の真剣な眼差しに少し照れ臭くなる。全てを言わなくても、彼の欲していることが分かる。
「えっ…今から…うん、いいわよ…その前に少し待って」
席を立って、まあちゃんたちの寝室に向かう。少しだけドアを開けて中の様子を伺う。しんとして暗い。
…みんな、寝てるわ。
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ソファーに戻ると、あっ、という間に彼に抱きすくめられた。ソファーに崩れ落ちるようになりながら、彼は私の腰に手をかけると、私の身体をぐいっと引き寄せる。私は彼の首に手を回す。
「ねえ、朝陽くん…本気なの?酔ってない?」
「お酒の勢いなんかじゃありません」
彼の唇が私の唇に重なる。パパ以外の違う男性との久々のキスに心が踊った。パパよりも圧倒的に柔らかい感触の唇。包み込まれるように唇が蕩けていく。最初は唇同士を重ね合わすだけのキスが、いつしか唇は半開きになり、中から見える白い歯の間へと彼の舌が侵入してくる。私の口の中で、舌先はまるで生きた軟体生物同士のように絡み合う。
私は朝陽くんの股間へと手を伸ばす。私がさっき「酔ってない?」と聞いたのは、朝陽くんのアソコがちゃんと勃つかどうか心配なのもあったけど、その心配はなさそうね。ジャージの下の硬い塊がそこだけ歪な形に膨らんでいる。彼は私のおっぱいを服の上からタッチしはじめる。お風呂あがりでノーブラなのでシャツの上からでも乳首は手の動きを敏感に感じる。
リビングのソファーに座る朝陽くんの下のジャージを脱がしてあげる。パンツに手をかけ、パンツを脱がすと、ビンとオチンチンが勢いよく飛び出してくる。おっきくて、力強くて、見た瞬間、とても懐かしい感じがした。
「ふふっ、おっきい。いいわね。若いって。舐めてあげるね」
私は自分でパジャマのズボン、そしてパンティを脱ぎ、彼の顔の上へ股がる。自然に69の形になり、お互いの性器を舐め合い始める。下半身同士は無防備になりお互いに弄ぶ。私はオチンチンの根本をもちながら、唾液をたっぷりと含ませてオチンチンを根本までジュブジュブと音を立てながら咥えてあげる。
「お義母さんの身体、変わらずめっちゃエロくていいです。キレイです。」
「んんん、うん、ふふっ、やめてよ。おばさんの身体よ。もうほめるとこなんてないわよ。まあちゃんとは違うでしょ。おかしいわよ、そういうこというなんて」
私はその言葉に一種の陶酔を感じながら、ただひたすら音をたてながら、唇を重ね合わせ、唇を吸い合う。
彼は濃く茶色がかった薄膜のようなヴァギナのビラビラを開き、その中で蠢くピンクの肉壁を指先で弄りながら、尖った舌先は割れ目の上の敏感な部分をつついている。んぱっ、と口を抜くと、口の端からオチンチンへと白い糸が引いた。
「あっ、おっきいオチンチン。すごいのね、いきりたって…この固いの入れるわよ」
「ゴム…ゴムはつけます?」
「ううん、ゴム無しでいいわよ。でも、中出しはダメ。ピル飲むの止めてるから」
私は彼の上に股がり、オチンチンをもちながら、それをオマンコへと誘う。
「あっ」という吐息とともに、濡れたオマンコはヌルリとオチンチンを簡単に飲み込んでいく。
『あっ、あああん、朝陽くん、気持ちいい、あっ、あああん、気持ちいい?こすれてる?あっ、いく、いく」
我慢できずに口から漏れるあえぎ声のトーンを落とし、彼の上でしきりに腰を動かす。
「あああっつ、お義母さん、ああ、なんて気持ちいいんだ。まみよりもずっと気持ちいい。暖かいです」
「ああああっ、だめよ、だめ、、そんなこと、あああ、いわないの」
私は彼の下になり、両足を持ち上げられながら激しくオチンチンで突かれた。ぐっと深く入り込んだオチンチンの先端は子宮の入り口をグリグリと刺激した。愛液がたえまなく私のあそこを潤滑油のように滑らかに、そして感度を徐々にあげていく。下から見上げる朝陽くんの快感に耐えている苦悶の表情、厚い胸板に触れる度に私の欲情はより一層増していった。
「はああ、ああ、お義母さん、今度は後ろからいれますよ」
「いいわよ。お願い…ついて、後ろからおもいっきり」
彼は私を反転させ、うつぶせにすると後ろからオチンチンをヌルりと挿入した。
「あああっつ、朝陽くん、きてるわ、あっあっ、入ってる~、ああああ、きもちいい」
「お義母さん、あああ、バックだと一段と締まりますね、すっごい、気持ちいい。お義母さんのってすごいです。
「うっん、締まる…お義母さん、もうこんなに濡れてますよ…お義母さん…男なしじゃ居られないんじゃないですか?・・」
「あああっつ、朝陽くん、おしゃべりね・・あああ、そんなこと、あああ、ないわ、あん、いく、いく」
彼は私の腰をつかみ、後ろから激しくオチンチンをついてくる。私は1回目の絶頂を迎えた。彼は一度、オチンチンを抜くと、松葉崩しの恰好に体位を変えて、また挿入してくる。
「あああ、朝陽くんのオチンチン、まだ固いのね。またいきそう、激しくきて、きて、ついて」
彼はその言葉に興奮したかのように腰のピッチを一段と上げる。
「朝陽くん、突いてっ!もっと激しく突いてっ!」。私は朝陽くんの背中に両手を回すと、きつく彼に抱きついた。
「も、もっとっ! もっと激しくっ!」
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ……。リビングに素早いテンポで乾いた音が響き渡る。乳首を舐め上げられながら、オマンコを激しく突かれる度に、膣口からは壊れた水道のように潮が噴きだしてゆく。
「ああっ、朝陽君、凄いっ! もっと、もっと……ああっ、イク―――――っ!」
オマンコでは彼の猛り狂ったオチンチンが脈動しながら、くねくねと動いている。
「あああ、かたい、当たってる。奥にあたってるわ、こんなのいい、いいわ、すてきよ」
私の身体は自然と大きく反り返り、小刻みに痙攣すると、そのまま2度目の絶頂を迎えた。彼ももうすでに射精のときを迎えている。
「お義母さん、いきそうです。いっていいですか?」
「出して、いっていいわよ。でも外で出して。中はだめよ。あああ、あああ、早くいって、ううう、また私もいきそう」
彼は私のおっぱいをもみながら
「いく~、いきます」
そういうと、欲望の白い液体を私のお腹にまきちらかした。
その夜はおよそ30分ほど、リビングのソファでセックスを楽しんだ。まあちゃんたちが起きてくることはなかった。私の性癖の一つなのかな。スリルあるセックスにとても興奮する。真面目くさった男よりも、浮気する悪い男に魅力を感じる。
スリル。背徳感。セックス中毒の私。背中合わせの危険性にすっかり取りつかれてしまっている。それでも、私は声を押し殺していたせいか、なんとなくモヤモヤとした感情が残ったが、それでも久々の若い男とのセックスに興奮した夜となった。
…若さを保つ秘訣。それは気持ちいいセックスよ
…男の人って生入れで中だしするときが一番気持ちいいのはしってる。でも、最近、年齢を重ねたせいもあって、体に負担のかかるピルを飲むことは止めた。
ごめんね。中だしさせてあげれなくて。
(終)
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