ちさとさんにとっても、僕にとっても夜は長かった・・・。
僕に調教される事を受け入れてくれ、たちさとさんはもっと悩み苦しんだと思う・・・。
僕も自信がある訳ではない、でも・・・傷跡を・・・僕の痕跡を残したい・・・。
その一心だった、今朝からは朝も昼も僕の連絡がなければ逢うことはない。
それも躾だと思っていた。
その分、逢う時は濃厚な時間となる筈・・・。
それよりも、優作の持ってくる物の方が問題である。
僕の要求した物が全て揃えば、僕の方も準備した物を全て受け渡す気持ちでいた。
僕は期待して登校した。
『おはよう・・・』
クラスメイトの女子が挨拶してくる、僕の嗜好など理解しようもない輩だ・・・。
『おはよう・・・』
社交辞令の様に挨拶を返した。
『よう!・・・おはよう・・・用意出来たんだろうな?』
『優作こそ用意出来たのか?』
『ああ・・・勿論だ、お前の言ってた物は全部揃った、親父に内緒で発注した物だ』
『じゃあ、放課後に僕の家で・・・』
『判ったよ・・・そういう事で・・・』
僕達は僕の家に放課後落ちあう事にした、ちさとさんに出て来ない様にしたのもこの為だ。
優作にちさとさんを見せる訳にはいかないのだ。
そして、放課後僕達は合流した。
『優作、まず物を見せてくれよ、こっちも物によってはおまけもあるんだ・・・』
『じゃあ、見せてやる・・・赤い首輪、口枷、手枷、足枷、麻ロープ、アナルバイブ、ローター、テルド
リモコンローターセットだ』
これでどうだとばかりに、優作は僕の要求した物を準備してくれた。
これだけを僕だけで準備する事は難しい、優作の親の仕事が商社で良かったと思った。
『優作、よく準備出来たな、お父さん達にバレてないのか?』
『何言ってんだよ、お前が交換条件出したんじゃないか、俺も本気で準備したぜ・・・』
『そうだな・・・僕だって母さんを差し出すようなもんだ、お互い様だ、じゃあこれを
やるよ、良くやってくれたので、写真付きにしてやったよ・・・』
『おお・・・本当に良いのか・・・し、・・・しかも・・この下着・・脱いでる写真・・
本当に良いのか・・・こんなのまで・・・』
『当然の報酬だよ、受け取ってくれ・・・』
僕は取引に満足していた、お母さんが悪友のおかずになる事を判っていながら・・・。
お母さんが危険にさらされる事より、ちさとさんをこの道具で可愛がる事で頭が一杯だった。
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